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【国際交流】10月18日~11月16日、国際協力機構(JICA)の要請を受け、生活習慣病予防に関する研修を実施。大洋州の6ヶ国から研修員7名が参加。

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本学では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の要請を受け、10月18日(木)~11月16日(金)に渡り、フィジー・マーシャル・バヌアツ・キリバス・ツバル・パラオの6カ国から7名の研修員を受け入れ、生活習慣病予防に関する研修を実施致します。

近年、大洋州では、生活習慣病による疾病・死亡率が著しく増加して、2005年には大洋州保健会議において生活習慣病の予防に関するプログラムの導入が決議されるなど、国家レベルでの対策が行われています。

こうした状況を受け、独立行政法人国際協力機構(JICA)では、政府開発援助(ODA)の一環として、将来、各地域において生活習慣病予防の指導および対策計画の立案・普及を実践できる人材の育成を目的に「大洋州における地域保健での生活習慣病予防対策コース」を設置し、日本での研修を実施しています。
本学は、保健・医療・福祉・スポーツの総合大学として、生活習慣病予防に必要な看護師、管理栄養士、運動指導、リハビリテーションの全てに関する教育・研修を実践していることから、大学として日本で唯一、研修実施機関として選定され、JICA受託事業として研修員の受け入れ及び学内外での研修を行っております。
昨年でフェーズⅠ(3年間)が終了し、今年度はフェーズⅡとして本学では4年目のプログラム実施となりました。

今回の研修では、保健・栄養・運動・看護における様々な研修プログラムを実践致します。また研修期間中には、佐渡研修旅行やサッカー観戦などを通じた新潟県・新潟市との国際交流プログラムも実施されるほか、新潟県副知事、新潟市長への表敬訪問などを行います。

研修初日となる10月18日には開講式が行われ、研修員より各国の状況について発表が行われました。当日は盛大な歓迎会が行われ、吹奏楽部による演奏パフォーマンスにより研修員の緊張もとけたようでした。翌日には新潟リハビリテーション病院にて事前健康診断が実施され、約1ヶ月に渡る研修がスタート致しました。

■研修期間
10月18日(木)~11月16日(金)

■対象国・人数
フィジー・マーシャル・バヌアツ・キリバス、ツバル、パラオより計7名

■研修目的
地域医療保健サービスに関わる看護職者が、生活習慣病予防のための知識や技術を獲得し、自国の実情に合った予防対策計画を立案し、関係者に普及する。

■研修内容
1)自国や大洋州地域における問題点とその対応策の動向を説明することが出来る。
2)日本における生活習慣病の現状・対策とその効果について理解を深める。
3)日本における実践的な予防介入法とその指導方法を学習する。
4)自国の生活習慣病予防プログラムと教材を作成する。
5)作成したプログラムのモニタリングと評価の計画を作成し、各自の取組みに位置づける。

<写真上から>
1)開講式
2)歓迎会の様子
3)歓迎会の様子
4)発表会

>>本学の国際交流に関する詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/international/index.html

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