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【国際交流】国際協力機構(JICA)生活習慣病予防研修・第5週目(最終週)実施報告

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本学では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の要請を受け、10月29日(水)~11月27日(木)に渡り、フィジー・ソロモン・バヌアツの3カ国から看護師や栄養士等11名の研修員を受け入れ、生活習慣病予防に関する研修を実施いたしました。

5週目のプログラムでは、看護学科・医療情報管理学科が中心となり、作成した生活習慣病予防プログラムのモニタリングおよび評価の必要性と方法について介入プログラム計画を作成しました。
また、研修初日に発表した各国の自治体の既存の計画に本研修をどのように位置づけるか、各国での実施と普及への戦略について説明が行われました。

最終日には発表会が行われ、各国の生活習慣病予防のプログラムと作成した栄養の教材や子ども向け・大人向け運動DVDを披露した後に、個々に自国でのアクションプランについて発表し、研修総括が行われました。1ヶ月にわたる研修を終え、閉講式ではJICA北陸堀内支部長および本学山本学長より研修員11名へ修了書が授与され、久保国際交流委員長より記念品が贈呈されました。
送別会でのよさこい部のパフォーマンスには研修員も参加し、大きな盛り上がりをみせました。



今年度の研修は、多数の学生サポートチームによる協力のもと、研修の合間にパソコン訓練が行われ、1か月という限られた期間を有益なものとなるよう工夫がなされました。研修員からは、本研修でパソコン・写真・絵等のツールを利用して教材を作る技術を習得でき、本プログラムは様々なターゲット層向けの健康増進活動に大変役立つというコメントが寄せられたほか、日本について、衛生的・友好的・協力的であること、また本学の歓迎の意を感じた等、喜ばしいコメントが得られました。本学で学んだ研修を、是非帰国後の業務で活かしていただきたいと思います。

■研修期間
10月29日(水)~11月27日(木)

■対象国・人数
フィジー(9名)・ソロモン(1名)・バヌアツ(1名) 計11名

■研修目的
地域医療保健サービスに関わる看護職者が、生活習慣病予防のための知識や技術を獲得し、自国の実情に合った予防対策計画を立案し、関係者に普及する。

■研修内容
1)自国や大洋州地域における問題点とその対応策の動向(国レベル~地域レベル)を説明する。
2)日本における生活習慣病の現状・対策とその効果的について理解を深める。(健康診断、栄養、運動)
3)生活習慣病予防に対する具体的な健康教育法および促進法を学ぶ。
4)自国の地域や学校において活用できる生活習慣病予防プログラムおよび教材を作成する。
5)作成したプログラムのモニタリングおよび評価方法を学び、自国における生活習慣病予防計画を策定し発表する。

(写真上から)
・栄養教材発表の様子
・閉講式後の記念撮影
・送別会にて よさこい部との交流の様子

>>本学の国際交流に関する詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/international/index.html


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