TOPICS

【健康スポーツ学科】「ユニファイドスポーツ®7人制サッカー」で全国優勝!

画像1画像2画像3

2016年12月17日(土)~18日(日)、大阪府堺市のJ-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)にて行われた「スペシャルオリンピックス日本 2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」に、知的障害のあるアスリートと健康スポーツ学科の学生が協同で大会に臨み、全国優勝をしたことをご報告いたします。

今回優勝した新潟県代表チーム「新潟オレンジスターズ」は、上越市と新潟市のアスリートと本学健康スポーツ学科の学生からなるチームです。

健康スポーツ学科では、スペシャルオリンピックス(SO)の活動を支え、障害のある人とスポーツについて実践を通して学んできました。「ユニファイドスポーツ®」は、ほぼ同数の知的障害のある人(アスリート)とない人(パートナー)がチームを作り、共にトレーニングを積み、競技会や大会へ出場します。また、誰にとっても楽しく、より真剣にスポーツ体験をするために、ほぼ同年齢の人たちでチームを構成します。同じゴールを目指す者同士、言葉を使わずともスポーツを介して偏見や誤った考えを払拭することができる可能性のある活動です。

スポーツ庁鈴木大地長官は「知的障害のあるアスリートとパートナー(知的障害のない人)が同じチームで競技を行うユニファイドスポーツ®の初の全国大会として開催され、障害者スポーツの振興を図るうえで、大変意義深い大会であります。」と祝辞を寄せられています。スポーツ庁は、2020年東京パラリンピック競技大会の成功や、その後の共生社会実現等のレガシーの創出のためには、障害者スポーツに対する国民の関心を高めるとともに、社会全体で障害者スポーツの支援に取り組むことが必要であると提唱しています。

以上からも本大会開催は社会における意義は非常に高く、さらに新潟県代表が第一回大会で優勝したことは大きな意味を持ちます。

【スペシャルオリンピックス日本 2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会】
日時:2016年12月17日(土)~18日(日)
会場:J-GREEN堺(大阪府堺市)
結果:決勝トーナメント(DIV1)
準決勝 新潟 2-0 三重
決勝  新潟 6-0 愛知
<得点者> ※本学のみ記載
森山慶生①(健康スポーツ学科4年)
山﨑大輔③(健康スポーツ学科3年)

<パートナー>
健康スポーツ学科4年 佐々木颯、森山慶生、渡辺和樹
健康スポーツ学科3年 野中奈津美、山﨑大輔

以下は参加した学生・教員のコメントです。

【パートナー】
●健康スポーツ学科3年 山﨑大輔
試合を重ねるごとにアスリートからのパスが増え、さらにはパスワークが生まれ、チームの連携力が高まりました。アスリートの技術や戦術理解の向上を指導し、その成果を実感でき、大変貴重な経験ができました、とても楽しい大会でした。

●健康スポーツ学科3年 野中奈津美
アスリート、パートナーがチームのためにできることを真剣に取り組みました。アスリートと一緒にベンチから声援を送り、プレイでもチームに貢献できるよう励みました。とても貴重で嬉しい経験ができました。

【コーチ】
●健康スポーツ学科 佐近慎平 准教授
アスリートのサッカーゲームにおける連携力は試合毎に向上が見られました。ピッチに立って緊張感を持って真剣にプレイすることに加え(競技会の効果)、パートナーが先導する目指す”プレイ”を体感(ユニファイドの効果)、具体的理解の積み重ねによる成果を実感しました。決勝戦でのパートナー山﨑大輔選手が起点となり、山崎→アスリート(センタリング)→アスリート(ゴール)の美しい一連の流れが創出され、ユニファイドの効果を実感しました。パートナーは高校までサッカー部に所属し、現在は大学のサークル等で主体的にサッカーに取り組んでいる学生、また、大学からフットサルをはじめた学生の中から、サッカーの技術・戦術理解に加え、アスリートを支援する力を評価し、SOでスポーツボランティアをしている学生で構成しました。今まで培ってきた「スポーツの力」で社会に貢献したい学生にとっても非常に有意義な大会でした。

<健康スポーツ学科各種スポーツ教室のお問い合わせ・お申込み先>
①ホームページ 
 http://www.nuhwsc.com
②電話(10時から16時)
 水泳、陸上競技 → TEL:025-257-4694 (中澤)
 体力UP、ダンス、あそびの日 → TEL:025-257-4590(中島)  

>>健康スポーツ学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/


画像1画像2画像3

このページのトップへ