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【社会福祉学科】大学生の力を活かした集落活性化事業の成果報告書が完成しました。

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平成28年度に新潟県の委託を受け、佐渡市役所・佐渡市新穂大野区・新潟医療福祉大学社会福祉学部の三者で取り組んできた「大学生の力を活かした集落活性化事業」の成果をまとめた報告書がこのほど完成しました。

この事業は、「総合的な支え合いの仕組みづくり」を目指して平成24年度から27年度までの4年間佐渡市、佐渡市社会福祉協議会、佐渡市新穂大野区、新潟医療福祉大学の四者が協働して取り組んできた、佐渡市「域学連携」地域づくり実証研究事業をさらにもう一年継続して、新穂大野区にお住まいの一人暮らし高齢者等の生活上の困りごとなどを訪問調査するために取り組みました。

報告書では、新穂大野区の一人暮らし高齢者等の世帯へインタビュー調査である「お元気訪問」から得られた現況を今後の支え合いの仕組みづくりに活かすための提案を行いました。具体的には、①地域福祉を意識した地域づくりとして住民の互助意識の涵養、地域福祉を推進するための組織づくり、②サロン活動の活性化として担い手・後継者の育成、介護予防を意識したプログラムづくり、③見守り・生活支援ネットワークの導入として認知症高齢者、一人暮らし高齢者等を地域全体で支える、買い物弱者をなくすの3つについて問題を指摘し、改善策を提案しました。

少子高齢化が一段と加速する佐渡市においてこの提案が一つでも実現でき、安心して暮らせる地域づくりに役立てられることを願っています。

>>社会福祉学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/

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