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【理学療法学科・運動機能医科学研究所】大学院博士課程2年生の稲井卓真さんの研究論文が『BioMedical Engineering OnLine』に掲載されました!

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大学院博士課程2年生の稲井卓真さん(バイオメカニクスLab、運動機能医科学研究所、おぐま整形外科クリニック勤務)の研究論文が『BioMedical Engineering OnLine』に掲載されました!稲井さんはバイオメカニクスやシミュレーションというアプローチ法を用いて関節へ加わる負担の変化についての研究を行っております。

今回は、日常生活で多く行われる「立ち上がり」について股関節への負担を増やしたり、減らしたりする立ち上がり方法についての研究です。研究の詳しい内容を紹介します。

立ち上がり動作時の股関節屈曲角度が大きいほど股関節の負荷が高いことを発見!

研究の概要:
変形性股関節症は股関節の過負荷によって進行する整形外科疾患です。そのため、股関節の負荷が小さい(あるいは大きい)動作様式を解明することは重要です。本研究は、立ち上がり動作における離殿時の股関節屈曲角度と、股関節の負荷(股関節間力)との関係性をコンピューターシミュレーションを用いて検討しました。その結果、立ち上がり動作における離殿時の股関節屈曲角度が大きいほど、股関節間力が大きいことが明らかとなりました。今後は、歩行動作における股関節の負荷について検討していく予定です。

稲井さんからのコメント
変形性股関節症の進行は、関節可動域・筋力・日常生活動作能力・生活の質などを低下させる可能性があります。股関節の負荷が少ない動作様式を解明することによって、変形性股関節症の進行を遅延させるための基礎的な知見を今後も発信していきたいと考えています。

研究のポイント
①筋骨格モデルを用いて股関節の負荷(股関節間力)を検証した。
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/181121-1.pdf (92.9KB)

②コンピューターシミュレーションを用いて様々な立ち上がりパターン(718パターン)を生成した。

③立ち上がり動作における離殿時の股関節屈曲角度が大きいほど、股関節間力が大きかった(図の左上)。
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/181121-2.pdf (310KB)

④通常の立ち上がり動作と、股関節間力が最小となる立ち上がり動作はほぼ同一であった。
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/181121-3.pdf (71KB)

原著論文情報
Takuma Inai, Tomoya Takabayashi, Mutsuaki Edama, Masayoshi Kubo: Effect of hip joint angle at seat-off on hip joint contact force during sit-to-stand movement: A computer simulation study. BioMedical Engineering OnLine [in press].

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