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【地域・産官学連携】とよさか中高年教養大学「健康長寿学」実施報告(1月)

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とよさか中高年教養大学は北区民の方を対象に毎月13科目が開講されており、本学はこのうち「健康長寿学」を担当しています。去る1月24日(木)に2018年度10回目の「健康長寿学」が葛塚コミュニティーセンターにて開講され、41人の方が受講されました。講師は言語聴覚学科の内山信先生(言語聴覚士)が務められ、「認知症について」というテーマでお話をしていただきました。

講演では、①認知症とは、②認知症を生じる病気、③それぞれの病気に特徴的な症状、④認知症の治療、について具体的にお話いただきました。新潟県内では新潟市北区の総人口7万人を超える10万人の認知症患者がいること、認知症の中核症状と周辺症状の基本的知識、加齢(正常)な物忘れと認知症の物忘れの違い、代表的な認知症の例(アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症)などについて分かりやすく説明されました。治療では薬物療法の効果(治癒ではなく進行を遅らせる)ことやデイサービス利用の効果、介護者教育の効果についても触れられました。また、北区での「もの忘れ検診」事業と、精査は新潟リハビリテーション病院で内山講師らが携わっていることも紹介されました。

大きく頷いたり、時には笑いが起こったりしながら、受講者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。最後にお二人から質問をいただき、認知症への関心の高さが窺われました。

>>地域・産官学連携の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/community/


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