2019年3月19日～22日まで、University of Hawaiiの学生Christineさんが臨床技術学科主催の2019 exchange programに参加しました。この研修は、本学科が開設された2011年にハワイ大学医学部臨床技術学科との学生交流に関する覚書を締結後から継続して行われ今日に至ります。

臨床技術学科の学生3名は、血液透析の仕組みと人工呼吸器について説明しました。血液透析については、牛乳を人工腎臓で濾過して説明しました。白い牛乳が透明になるととても驚いた様子でした。濾過した牛乳を味見してみると、「ココナッツジュースみたい！」とコメントしていました。人工呼吸器の装着体験をして、普段できない経験に大変満足していました。

もちろん勉強だけでなく、日本の文化にも触れました。今年は、学科を問わずたくさんの学生が大変活躍してくれました。理学療法学科と看護学科の学生は、書道と折り紙の文化を共有してくれました。書道では、留学生の名前Christineを日本語にあてて考えてみました。剣道部の学生は、剣道の試合を見せてくれたり竹刀で面を打たせてくれたりとサービス精神旺盛でした。義肢装具自立支援学科の実習室見学では、義肢を整形する場面に遭遇し大変興味深く観察していました。

学外では酒蔵見学、お寿司やラーメンを食していただき新潟らしさを感じて頂きました。日本庭園の見学と神社のお祭りでは、日本らしさにも触れて頂きました。残念ながら桜の花が開花前でしたが、梅の花が大変きれいでした。

最終日には、東京大学病院で臨床技術関連の部署を見学させていただき、大変興味深く質問をされていました。

臨床技術学科では、2019年9月に毎年恒例のハワイ大学研修を企画しています。今後も両学生にとって良い研修ができるように、様々なイベントを企画していきます。

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https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/mt/