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【視機能科学科】2019年度 幼児のための視力検査講習会 開催報告

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幼児の弱視の早期発見を目的とした保育士・幼稚園教諭を対象とした園児のための視力検査講習会が、7月13日(土)、8月8日(木)に開催されました。2回の講習会に計68名の保育園・こども園・幼稚園の先生方が参加されました。1回目の講習会は、新潟市総合保健医療センター(新潟市中央区)、2回目は本学第8研究実習棟2階の視機能科学科実習室(新潟市北区)を会場としました。

講習講師は、石井雅子教授、生方北斗助手、多々良俊哉助手、そして実技指導の補助係として、視機能科学科3・4年次生15名が講習補助に加わりました。
視覚の感受性期にある8歳前のお子さんでは、保育園・こども園・幼稚園での園内での年一回の視力検査が弱視の早期発見に有効です。

本講習会は今年で6年目となり、視能訓練士と保育と保育・幼児教育現場とが連携してよりよい視力検査を考案しています。

【講習会の内容】
① 幼児の視覚(視力)発達、視力の定義、視力検査の意義についてのレクチャー
② 視力検査デモンストレーション
③ 実技指導
④ 質疑応答

以下、参加者からの感想です。
・3グループ分けだったため,先生への質問もしやすかった。初めてだったため,流れや声掛けがわかったのでよかった。
・視力検査が初めてだったため、講習・実技共にわかりやすく、とても良い研修だった。
・眼や脳の仕組みも簡単にわかりやすく知ることができ、興味深く聞くことができた。
・実技指導の際、子どもの声掛けや援助の仕方など学ぶことができたため、今後に生かしていきたいと思う。
・講習によって検査に対する知識が深まり、正しい方法でできるようになったと感じることができ、有意義であった。
・グループ別実技がとても参考になった。アイパッチの貼り方もあまり気にしていなかったため、聞くことができてよかった。
・資料を見ながらわかりやすく、視力検査だけではなく、眼についての説明もあり、とてもよかった。
・実技ができたので、園でやるときにどこに注意してやるか考えることができた。説明がわかりやすかった。
・実際に視力検査の練習や体験ができてよかった。子どもたちにも説明しやすくなったと思う。

視機能科学科では、保育園・幼稚園と連携し、「子どもの眼の健康」に関する保健指導に力を入れ、子どもの視機能を守る視能訓練士を育成します。

>>視機能科学科の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ort/

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