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【視機能科学科】村田憲章講師が「第30回日本緑内障学会」で優秀学術展示賞を受賞しました!

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視機能科学科の村田憲章講師が、2019年9月6日 (金) ~ 9月8日 (日) に熊本市で開催された第30回日本緑内障学会にて学会発表を行い、優秀学術展示賞を受賞しました!!

村田講師は静的視野検査 (Humphrey視野計) を用いて測定した多数の患者さんの視野のデータのうち、中心窩閾値 (視野の中心の感度) が統計学的に悪化する数値について発表しました。

研究のポイント:
静的視野検査 (Humphrey視野計) にて測定可能な中心窩閾値は、視力と相関関係にあるといわれる重要な数値です。中心窩閾値に関しては、Humphrey視野計内に測定間変動を捉えるような解析機能はありません。そこで、本研究では多数の症例を集めて中心窩閾値の変動をシミュレートし、中心窩閾値の統計学的に悪化と言える数値を割り出しました。この発表での研究成果は、眼疾患を抱える患者様の中心視野を死守するための、一つの指標になりうる知見です。

発表情報:
村田憲章,栂野哲哉,坂上悠太,飯川龍,五十嵐遼子,末武亜紀,福地健郎:静的視野検査における中心窩閾値の検査間変動.第30回日本緑内障学会 (熊本市),2019年9月6日~8日.

>>視機能科学科の詳細はこちら
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/ort/

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