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【理学療法学科】鈴木祐介助教の研究論文が「Clinical Rheumatology」に掲載されました!

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鈴木祐介助教(理学療法学科、ヘルスプロモーションLab、運動機能医科学研究所所属)の研究論文が「Clinical Rheumatology」に掲載されました。
鈴木先生は変形性膝関節症に関する研究を数多くされております。

今回の研究は、この変形性膝関節症患者さんの階段昇降に関する研究です。
研究の詳細は以下のようになっております。

研究内容の概要:
変形性膝関節症 (膝OA) 患者において、膝痛により最初に困難になる日常生活活動は階段昇降動作であると報告されており、膝OAにおける階段昇降動作はリハビリテーションの重要なターゲットとなっています。
しかし、近年着目されている痛みの心理的要素である破局的思考による階段昇降動作への影響は明らかになっていませんでした。
そこで本研究では、膝OA患者における痛みの破局的思考が階段昇降動作に及ぼす影響を検証しました。
その結果、痛みの破局的思考を有する対象者は、有意に階段昇降動作が困難になることが明らかになりました。
本研究の成果は「Clinical Rheumatology」に掲載予定です。

鈴木先生からのコメント:
本研究は京都府の地域在住高齢者の中から、レントゲン撮影によって診断された膝OA患者151名を対象としました。
対象者に変形性膝関節症患者機能評価尺度による階段昇降動作の困難さと、Pain Catastrophizing Scaleによる痛みの破局的思考を評価し、その関係性をロジスティック回帰分析を用いて解析しました。
その結果、痛みの破局的思考を有する膝OA患者は、有意に階段昇降動作が困難となっていました (odds ratio 8.84; 95% confidence interval 1.37−56.92)。
この結果より、膝OA患者の階段昇降に対するリハビリテーションを実施する際には、痛みだけではなく、痛みの破局的思考にも着目する必要性が明らかとなりました。

本研究成果のポイント:
l 解散昇降動作の困難さと痛みの破局的思考の関連を調査した件

http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/191206.pdf (27.9KB)

本研究の結果の一部です。

これまでの研究では、膝OA患者の膝痛と階段昇降動作との関係性が研究されてきましたが、今回の研究では痛みの心理的要素である、痛みの破局的思考と解散昇降動作との関係性を明らかにしました。
  
原著論文情報
Suzuki Y, Iijima H, Aoyama T. Pain catastrophizing affects stair climbing ability in individuals with knee osteoarthritis. Clinical Rheumatology [in press]

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

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