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【地域・産官学連携】とよさか中高年教養大学「健康長寿学」実施報告(12月)

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とよさか中高年教養大学は北区民の方を対象に毎月13科目が開講されており、本学はこのうち「健康長寿学」を担当しています。
今年度の第9回目は12月26日(木)に葛塚コミュニティセンターで開講され、北区区民を中心とした48名の方が受講されました。
12月の講座は「なぜ? 高齢者肺炎を予防するために肺炎球菌ワクチン」というテーマで、臨床技術学科の高野操先生が講師を担当されました。
肺炎球菌ワクチンは、2014年に65歳以上の高齢者に対して接種することが制度化されて始められましたが、まず初めにワクチンを接種された方に挙手していただいたところ、聴講生の半数以上が摂取されていました。
講義では、なぜ肺炎球菌ワクチンを高齢者が摂取しないといけないのかを中心のお話しして頂きました。

肺炎は近年死亡原因の第3位であり、その約30%は肺炎球菌が原因であること、また高齢者は介護施設や入院された病院でも感染リスクがあること、さらには、3歳までの乳幼児の80%は肺炎球菌を持っているので、かわいいお孫さんから感染するリスクも高いことが説明されました。
感染予防対策も詳しく説明して頂きましたが、聴講生にとっては怖い面を持った話しでもあり、皆さん熱心に聞かれていてました。健康な老後生活を送るうえで大変参考になる講義になったと思います。

>>地域・産官学連携の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/community/


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