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【理学療法学科】深谷泰山さんの研究論文が国際誌に掲載されることが決定しました!

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深谷泰山さん(博士課程2年、京都九条病院)の研究論文が国際誌「Frontiers in Physiology」に掲載されることが決定しました!
今回の研究では、異なる強度でのストレッチングを用いて検討を行いました。
通常のストレッチングよりも高強度(少し痛いです…)のストレッチングを行うことで、低強度で長時間するストレッチングよりも短時間でより大きな柔軟性の改善効果を引き出すことができるという結果となりました。
この結果は、今後時間が限られているリハビリテーションやスポーツ現場において、短時間で効果的なストレッチングを行うことができるため、有益な情報となると考えております。
詳しい内容は以下をご覧ください。


【研究内容の概要】
ストレッチングは高強度あるいは長時間である方が効果的であることが報告されていますが、ストレッチングの総負荷量を統一し、ストレッチングの強度と時間の関係を検討した報告は散見する程度でした。
そこで私たちは、ストレッチングの総負荷量を同程度にした異なるストレッチング時間と強度を設定し、それらが柔軟性に及ぼす効果を検証しました。
その結果、高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも関節可動域や筋の硬さは大きく変化しました。

【深谷さんからのコメント】
本研究は、ストレッチングの実施条件を高強度かつ短時間および低強度かつ長時間に分類し、それらが関節可動域や筋の硬さの変化にどのような影響を与えるかを比較検討しました。その結果、高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも関節可動域は大きく向上し、筋の硬さもより柔らかくなることを示しました。したがって、ストレッチングを実施する際は長時間行うよりも高強度で行った方が効果的であることが示唆されました。この結果は、臨床現場やスポーツ現場で行われているストレッチングの方法論の構築に寄与し、今後の理学療法の発展につながることが期待できます。

【本研究のポイント】
①ストレッチングの負荷量を統一し、異なる時間と強度のストレッチングの効果を検討した点
>>画像1
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/2011107.pdf (21.1KB)
高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも関節可動域や筋の硬さが大きく変化しました。

②せん断波エラストグラフィーを利用し、筋の硬さを評価した点
>>画像2
http://www.nuhw.ac.jp/topics/news/2011108.pdf (38.8KB)
ストレッチングを実施することで筋の硬さが変化することが分かります(A→B)。
本研究では、高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも筋がより柔らかくなることを明らかにしました。

【原著論文情報】
Fukaya T, Kiyono R, Sato S, Yahata K, Yasaka K, Onuma R, Nakamura M. Effects of static stretching with high intensity and short duration or low intensity and long duration on range of motion and muscle stiffness. Front. Physiol. [in press]


>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

>>理学療法学科オリジナルサイトはこちら
http://www.nuhw-pt.jp/

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https://www.nuhw.ac.jp/shain/

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