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【国際交流】10月15日~11月13日、JICAの要請による生活習慣病予防に関する研修を実施。フィージー・バヌアツ・ソロモン・マーシャルの4カ国から8名が参加。

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このたび、本学では独立行政法人国際協力機構(JICA)の要請を受け、フィージー・バヌアツ・ソロモン・マーシャルの4カ国から研修生を受け入れ、生活習慣病予防に関する研修を実施する運びとなりました。

近年、大洋州地域では生活習慣病による疾病・死亡率増加が著しく、05年には大洋州保健大臣会議により生活習慣病対策の導入が決議されました。しかし、実質的な活動は各国の自主性に負うところが大きく、プログラムの進捗状況等に差異が生じるなど、計画運営する知識・技術の不足が指摘され、生活習慣病予防における知識・技術を獲得し自国で普及することができる人材育成が急務とされています。

本学では、健康栄養学科をはじめ、看護学科、健康スポーツ学科、社会福祉学科など、4学部9学科を有する総合大学であり、また健康栄養学科 村山教授が2008年~2009年の2回にわたりフィージー国を対象とした「栄養政策支援プロジェクト」に参加した経緯などが高く評価され、生活習慣病予防の人材育成に向けた研修受け入れ先として最適であると判断されました。

研修期間中には、講義・実習等の技術研修プログラムに加え、佐渡旅行やサッカー観戦などを通じた新潟県・新潟市との国際交流プログラムも実施されるほか、新潟市長への表敬訪問なども予定されています。

研修初日となる10月15日には、盛大な歓迎会も開催され、約1ヶ月にわたる研修がスタートします。

※写真は全て歓迎会での様子


■研修期間
10月15日(木)~11月13日(金)

■対象国
フィージー、バヌアツ、ソロモン、マーシャル(各国2名、合計8名)

■研修内容
1)自国や大洋州地域における問題点とその対応策の動向を説明することが出来る。
2)日本における生活習慣病病態別プログラムとその効果について理解を深める。
3)日本における実践的な生活習慣介入法やライフスタイルに応じた生活介入方を理解し、
その指導方法を学習する
4)生活習慣病予防の包括的プログラム構成と計画、管理法を学習し、特にプログラム運営管理について看護師の果たす役割を学習する。
5)自国の生活習慣病予防対策計画を立案する。



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