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7月25日(月) 3年次カリキュラム「英語Ⅴ」の発表会が実施されました。

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「英語V」は、「保健医療福祉専門職のための英語」を身につけることを目標とする上級生(3年生)対象の英語コースです。本年度は2種類のコースが開講されました。

【コースA】
□テーマ:「開発途上国における保健医療福祉」 
JICA(国際協力機構)や他の国際協力関係団体のホームページから英文資料を収集し、途上国の保健の実態、貧困と障害の関係、国際協力の必要性、支援の在り方に関するコンセプトと組織などについて調査し、ディスカッションをしました。また、開発途上国で医療福祉職として働いた経験のある本学の教員による特別レクチャーも行い、より現場に近い知識を身に付けました

【コースB】
□テーマ:「病院における英語」   
病院で働くスタッフとして、日本語を解さない外国人を英語でサポートするための表現、コミュニケーションスキル、知識などについて学びました。
具体的には、病院内の案内、受付のサポート、入院時の支援などに必要となる英語表現を学び、ロールプレイを行いました。またビデオ撮影した自分たちのコミュニケーションを見直し、振り返りをしながら、対象者のサポートをするのに必要なコミュニケーションスキルや英語表現を学びました。また、日本に来た外国人が病院にかかる場合どんなことに戸惑うのか、ということを文化や医療福祉の制度の違いも学ぶことで理解を深めました。

そして、7月25日(月)には、コースAの在学生の発表会が実施されました。
「International Cooperation for Developing Countries: Rehabilitation and P & O in Communities」というテーマで発表が行われ、 当日は、発表者の3年生5名(作業療法学科1名、義肢装具自立支援学科4名)に加え、教職員7名、学生3名の参加がありました。発表者は聴衆とのアイコンタクトをとりながら、言葉を噛み締めて発表しており、質疑応答も基本的には英語で行われました。「なぜ途上国で働きたいのか」という質問に対して「自分たちが必要とされているから」と答えるなど、進路に対する夢や希望が語られました。

本学では今後も英語教育活動を通して、積極的に英語を学び自らの専門について語ることのできる学生の育成に努めて参ります。

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