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【社会福祉学科】新潟県内福祉関係者等との連携による社会貢献活動(第4回目)実施報告

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3月17日(土)~18日(日)、新潟県老人クラブ連合会員の方々、本学社会福祉学科在学生・教員が東日本大震災において被災された福島県南相馬市鹿島区内の応急仮設住宅を訪問し、交流会を通した生活支援(第4回目)を実施させていただきました。

本活動は第4回目を迎える今回が最後の訪問となります。今回は新潟県老人クラブ会員様3名、社会福祉学科在学生27名、社会福祉学科教員2名が参加し、南相馬市鹿島区小池原畑第一応急仮設住宅集会所、南相馬市鹿島区小池小草応急仮設住宅集会所にて実施致しました。

17日(土)は、小雨の降る中、応急仮設住宅を一軒一軒訪問し、交流会のチラシ配布、交流活動の周知を行い、18日(日)、各応急仮設住宅集会所にて、交流会を実施致しました。
交流会では、ペットボトルと割り箸を使ったゲームや連想ゲームを実施し、ゲームはチーム対抗戦が行われ、大いに盛り上がりました。

このような学生企画のゲームの他、新潟県老人クラブ連合会の方から手遊びや手品をしていただきました。ゲームを楽しんだ後は、和気あいあいとした雰囲気の中でお茶を飲みながらの歓談となり、参加された方から「楽しい時間で、嫌な気持ちを忘れたひとときだった」等の声が聞かれました。

新潟県老人クラブ連合会の皆様からは、参加者の「家があるのに入れない」「ここには春は来ない」といった言葉に切なくなったとのお話や、「若い人と一緒に活動ができて楽しかった」とのご感想をいただきました。参加した学生の中には福島県出身者もおり、実家に帰省した折に物流が止まってしまって物がなかった様子を思い出したこと、復興にも場所によって時間差があることに気づいたとの感想がありました。

 南相馬市での交流活動はいったんの区切りとなりますが、震災やその後の状況を風化させることなく、今後も関心をよせ、積極的な関わりを継続できればと願います。


>>社会福祉学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/index.html

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