2025.03.10
医療現場で活躍する専門職の中でも、臨床検査技師と臨床工学技士は診断や治療を支える重要な役割を担っています。どちらも医師や看護師と連携しながら、患者さんの健康を支える仕事です。
臨床検査技師は、病気の診断や治療のために検査を行う専門職です。主な業務内容は以下の通りです。
・検体検査:血液・尿・細胞・組織などを調べ、病気の有無を確認する。
・生理機能検査:心電図、超音波(エコー)、脳波検査などを行い、体の機能を評価する。
・微生物検査:細菌やウイルスの検出を行い、感染症の診断に貢献する。
・病理検査:組織や細胞を顕微鏡で観察し、がんや病変の有無を調べる。
・勤務時間:病院勤務の場合、基本は8:30~17:30ですが、24時間対応の病院では夜勤や当直があることも。
・休みの取りやすさ:病院の規模や勤務形態によるが、シフト制のため調整は可能。
・ライフワークバランス:夜勤や緊急対応がある場合もあるが、日勤中心の職場も多いため比較的働きやすい。
臨床工学技士は、医療機器の専門家として、機器の操作や管理を行う仕事です。主な業務は以下の通りです。
・人工呼吸器管理:集中治療室などで使用される人工呼吸器の管理。
・人工透析業務:腎臓病患者の透析装置の操作とメンテナンス。
・手術室での機器操作:心臓手術時の人工心肺装置の管理。
・医療機器の点検・保守:病院内の医療機器を安全に使用できるよう保守管理。
・勤務時間:8:30~17:30が基本だが、夜間の緊急対応がある職場も。
・休みの取りやすさ:病院勤務の場合はシフト制が多く、比較的有給を取得しやすい。
・ライフワークバランス:夜勤や緊急対応が必要な場合もあるが、機器管理業務が中心のため、体力的な負担は比較的少ない。
臨床検査技師と臨床工学技士は、医療現場で欠かせない専門職です。どちらも医療機器や検査を通じて、病気の診断や治療を支える重要な役割を担っています。勤務時間は職場によって異なりますが、基本的に安定したスケジュールで働きやすく、ライフワークバランスも確保しやすい職業です。医療系の仕事に興味がある高校生の皆さんは、ぜひこれらの職業について調べてみてください!
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