2/28 勉強会
【研究報告】
担当:高林
タイトル:正常足者と扁平足者におけるランニング中の足部内モーメントの違い
- 目的:本研究は正常足と扁平足におけるランニング中の足部内モーメントの違いを検証した.
- 方法:対象は正常足者13名,扁平足者13名とし,FPI-6にて分類した.自由速度で被験者にはランニングを実施してもらった.ランニング中の床反力と足圧,反射マーカーデータを測定し,それらのパラメーターからら足関節(下腿/後足部),ショパール関節(後足部/中足部),リスフラン関節(中足部/前足部)の矢状面モーメントを解析した.モーメントピーク値をstudent’ t-testを用いて群間で統計解析した.
- 結果:扁平足者のリスフラン関節モーメントは正常足者と比較して有意に高値を示した(p < 0.05).足関節およびショパール関節モーメントは群間で有意差を認めなかった(p > 0.05).
- 結論:本研究結果は,扁平足者で足部障害の発生率が高い理由を説明できる基礎的知見になり得るかもしれない.
【文献抄読】
担当:宮口
タイトル:Increasing human motor skill acquisition by driving theta–gamma coupling.
出典:Akkad et al., eLife 2021. https://doi.org/10.7554/eLife.67355