3/30勉強会

【研究報告】

担当:太田 大樹先生

タイトル:遅発性筋痛の筋および後根神経節における機械受容チャネルの発現定量

  • 背景・目的:激しい運動後に起こる機械痛覚過敏(遅発性筋痛,DOMS)の分子基盤は未だ十分には解明されていない.代表的な機械受容チャネルPiezo1とPiezo2に加え,近年新たに機械受容チャネルとして同定されたElkin1(Tmem87a)がDOMS発症に関与するかを検討するため,本モデルを用いて,筋と後根神経節(DRG)におけるElkin1,Piezo1,Piezo2の遺伝子発現レベルを調べた.
  • 方法:イソフルラン麻酔下で雄性ラットの下肢伸筋群に伸張性収縮(LC)を行い,LC24時間後のTA浅層と,その支配髄節であるL3~L5に対応するDRGを採取し,RNA精製後,各mRNA発現レベルをqRT-PCRで測定し,未処置対照群と比較した.
  • 結果:運動筋ではLC24時間後において,Elkin1とPiezo1のmRNA発現が有意に高く,これらの発現レベル間には高い正の相関が認められた.DRGでは,LC群においてElkin1とPiezo2のmRNA発現レベルが上昇した.
  • 考察:運動負荷後においてPiezo1が筋再生機構に関わることが知られているが,これにElkin1も関与し,相乗的に作用している可能性が示唆された.

【文献抄読】

担当:清水 俊之介さん

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