9/21勉強会
【研究報告2件】
担当:渡邊 愼之介さん
タイトル:足関節機能と脳内ネットワークとの関連
- 背景・目的:機能的結合は,異なる脳領域間の活動がどの程度協調しているかを示し,脳内ネットワークを評価する指標である.一方,アスリートを対象とした研究では,長期間の競技経験や反復的なトレーニングによって脳内ネットワークが変化することが報告されている.これらのことから,健常成人においても,足関節機能の個人差に応じて脳内ネットワークが異なる可能性が考えられる.しかし,健常成人における足関節機能と脳内ネットワークとの関連については,十分に明らかになっていない.そこで本研究では,関節位置覚課題および視覚追従課題の成績と安静時の脳内ネットワークとの関連を明らかにすることを目的とした.
- 方法:健常成人71名(男性33名,女性38名,平均年齢21.1±1.2歳)を対象とした.安静時fMRIを測定した後,1週間以内に関節位置覚課題および視覚追従課題を実施し,足関節機能を評価した.安静時fMRIを用いて機能的結合解析を行い,課題成績との関連について統計解析を実施した.有意な機能的結合の評価にはTFCE法を用いた.Permutation検定を行い,統計学的有意水準はFWE補正後のp < 0.05とした.
- 結果:関節位置覚課題の成績と左S1-右IFG間の機能的結合との間に有意な関連が認められた.一方,視覚追従課題の成績と機能的結合との間には有意な関連は認められなかった.
- 結論:関節位置覚機能が高い人ほど,左S1-右IFG間の機能的結合が低値であることが示唆された.一方,視覚追従課題では,課題成績と安静時の機能的結合との関連は認められなかった.
担当:清水(俊)さん
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