9/28勉強会
【研究報告2件】
担当:早尾先生
Coming soon.
担当:中山 侑也さん
タイトル:足底に対する機械刺激と感覚刺激が足底機能および姿勢制御機能に及ぼす即時効果の比較
- 背景・目的:足底からの感覚入力は姿勢制御に重要であり,足底への自己実施型マッサージや感覚刺激によって静的姿勢制御が改善することが報告されている.一方,刺激の種類や強度による反応の違い,およびその背景となる感覚・神経筋・足部構造の変化は十分に明らかでない.本研究では,足底への触覚刺激と強度の異なる機械刺激が,静的姿勢制御,足関節周囲筋活動,足底触覚閾値および内側縦アーチ機能に及ぼす即時効果を検討した.
- 方法:健常成人16名を対象としたランダム化クロスオーバー試験を実施した.介入は触覚刺激(BR),高強度ボール刺激(HI),低強度ボール刺激(LI)の3条件とした.介入前後に,開眼・閉眼片脚立位時の足圧中心(COP),前脛骨筋・長腓骨筋・内側腓腹筋・母趾外転筋の筋活動,足底4部位の触覚閾値,内側縦アーチ機能評価としてArch Height Index・Arch Height Flexibilityを評価した.主解析として反復測定分散分析を行い,触覚閾値はノンパラメトリック検定を用いた.
- 結果:COPでは,姿勢動揺範囲においてLIとHIの変化量に差を認めた.筋活動では,母趾外転筋において,LI条件で視覚条件によって介入前後の変化が異なる可能性が示された.一方,その他の筋活動,足底触覚閾値および内側縦アーチ関連の指標では,全体として条件による変化は認められなかった.
- 結論:足底刺激の即時効果として,刺激強度の違いが姿勢動揺の範囲および母趾外転筋活動に影響する可能性が示された.一方,足底触覚閾値や内側縦アーチ機能には,条件による即時的な変化は認められなかった.