「スペシャルオリンピックス日本・新潟ヘルシーアスリートプログラム・健康相談会」開催報告

2018年11月 5日 12:01 更新

障がい者スポーツ推進チーム

2018年10月28日(日)、本学にて、学科連携プロジェクト事業「スペシャルオリンピックス日本・新潟ヘルシーアスリートプログラム・健康相談会」が開催されました。本学は「SHAINプロジェクト」の中で、「新潟QOLサポートコンソーシアム」を構築し、地域住民のQOL向上を目的とした健康推進・スポーツ推進事業を推進しています。


本イベントは、スペシャルオリンピックス(以下:SO)と本学が連携し「知的障がい者の健康維持増進、豊かな生活・QOLをサポートすること」を目的に、理学療法学科・健康栄養学科・健康スポーツ学科・看護学科・医療情報学科の教員と学生が連携し、知的障がいのある幼児から成人を対象に健康相談会を実施しました。


健康相談会は、大学で学んだ理論と実習を基盤に実践を通して学ぶことのできる「統合学習の場」です。理学療法学科は、歩行評価、ハムストリングスや腓腹筋、股関節屈筋の柔軟性評価、上体起こし等の筋力評価を実施、健康栄養学科は、食育SAT(サット)システムを用いて、「体験型」の栄養教育、測定評価したすべてのデータをもとに健康指導、健康スポーツ学科は身長の測定、InBodyを使用して、体重、体脂肪等の体組成を測定、看護学科は、脈拍・血圧・体温等のバイタルサインを測定し、WHOの基準値に基づいて保健指導を実施、医療情報管理学科は歯科検診と歯科保健指導を行いました。

学生達は健康相談を通して、対象者が抱える悩みや問題点に耳を傾けサポートすることにより、それぞれが目指す専門職としての力量を磨く機会となりました。


【参加した方の感想】
・身体が固いので、ストレッチをした方が良いと言われました。以前もらった冊子を見ながらまた始めようと思いました。
・親知らず歯が生えていたのがわかった。これからも、いろいろなスポーツをたくさんの人と楽しみたい。

【参加した方の家族の感想】
・移動しやすい整った環境で、温かな学生さんたちや仲間との合流が、良い経験になりました。ありがとうございました。 身体や食事のバランスについて意識を向ける機会になり、専門的な御意見も聞けて参考になりました。
・学生達と話している姿が楽しそうで嬉しい光景だった
・温かい雰囲気だったので安心して見ていられた


今後も本学では、地域住民のQOL向上を目的とした健康推進・スポーツ推進事業を推進していきます。

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