2025.06.25

医療・福祉・教育など「人のために働く職業」特集

誰かの役に立ちたい君へ──『人のために働く』という選択

進路に悩む高校生のあなたへ。

「将来、どんな仕事をしたい?」と聞かれて、「誰かの役に立ちたい」と思ったことはありませんか?
そんなあなたにこそ知ってほしいのが、医療・福祉・教育など、“人のために働く”職業です。

私たちの生活は、見えないところでたくさんの「支える仕事」によって成り立っています。困っている人の力になる。誰かの笑顔や「ありがとう」が、あなたの原動力になる。そんな仕事があることを、ぜひ知ってください。

 

◆ 医療:いのちと向き合うプロフェッショナル

医療の現場では、医師や看護師だけでなく、臨床検査技師、理学療法士など、たくさんの専門職がチームで患者さんを支えています。

例えば看護師は、ただ治療を手伝うだけではありません。患者さんの不安に寄り添い、笑顔で接することで、「心の支え」となる存在でもあります。

▶こんな人におすすめ

● 人の痛みや気持ちに敏感な人

● 誰かの力になりたいと思う人

▶例えば…

● リハビリ関連職:からだとこころの回復を支える専門職

ex)理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、鍼灸師、柔道整復師

● 検査、医療機器関連職:適切な検査・機器管理で、治療・診断の肝を支える

ex)臨床検査技師、臨床工学技士、視能訓練士、診療放射線技師

● 医療事務関連職:レセプションや病院の経営・運営を行う縁の下の力持ち

ex)診療情報管理士、ドクターズクラーク

 

◆ 福祉:人生に寄り添う、あたたかい仕事

高齢者や障がいのある人の生活を支える福祉の仕事は、まさに「暮らしのパートナー」。介護福祉士や社会福祉士、保育士などが活躍しています。

「ありがとう」の重みが、心にしみる瞬間。人とのつながりを感じながら働きたい人にぴったりの道です。

▶こんな人におすすめ

● 人と話すのが好きな人

● 優しさや思いやりを大切にできる人

● 小さな変化に気づける人

▶例えば…

● 医療ソーシャルワーカー:患者や家族の相談支援を行う病院の福祉職

● 福祉行政:行政の立場で地域福祉を支える仕事

● 介護士:高齢者等の生活を介助で支える仕事

● 児童福祉司:様々な問題を抱える子どもや家庭を支援する福祉職

 

◆ 教育:未来を育てる仕事

子どもや若者の成長を支える教師、スクールカウンセラーなど、教育の現場には「未来を育てる」やりがいがあります。

「こんな先生に出会えてよかった」──そう言ってもらえる存在を目指すのも、素敵な目標です。

▶こんな人におすすめ

● 教えることが好きな人

● 子どもと関わることに興味がある人

● 忍耐強く人を見守れる人

▶例えば…

● 体育教諭:運動を通じて心身の成長を支える教師

● 養護教諭(保健室の先生):子どもの心と体を守る保健の専門家

● 栄養教諭:食育と給食で健康を支える学校の栄養士

● スクールカウンセラー:生徒の心の悩みに寄り添う専門家

 

◆ 進路に迷う君へ:大切なのは“気持ちの芯”

「成績が不安」「どの資格がいるの?」そんな不安があっても大丈夫。
大切なのは、「誰かのために働きたい」という気持ちの芯があるかどうか。

もしその気持ちがあるなら、一歩を踏み出す価値はきっとある。今は小さな想いでも、それが未来を動かす力になるのです。

 

◆ 最後に:働くって、誰かを笑顔にすること

医療・福祉・教育の仕事は、どれも「人を支える力」に満ちた職業です。直接ありがとうと言ってもらえる機会も多く、やりがいを強く感じられる分野でもあります。
「人の役に立ちたい」という気持ちは、あなたの未来を形作る大きなエネルギーです。進路選択に悩んだときは、まず“誰かの笑顔のために”という原点に立ち返ってみてください。

 

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