2025.03.09

誰かの『できる』を増やします!義肢装具士のやりがいとは?

ものづくりで人を支える!義肢装具士のリアルな仕事

義肢装具士とは?

義肢装具士は、義肢(手足の義足や義手)や装具(身体のサポートをする器具)を作成・調整する専門職です。病院やリハビリ施設で患者さんと向き合い、一人ひとりに合った義肢や装具を提供し、生活の質を向上させるサポートをします。

 

仕事内容

義肢装具士の主な仕事内容は主に以下のとおりです。
・患者さんの診察とカウンセリング:医師の指示を受け、患者さんの身体の状態を確認し、適切な義肢や装具を提案します。
・採寸・型取り:義肢や装具を作るために、患者さんの体の形状を測定し、型を取ります。
・製作・調整:専用の工房や施設で義肢や装具を製作し、患者さんにフィットするように細かい調整を行います。
・リハビリサポート:患者さんが義肢や装具を快適に使えるように、歩行訓練や使用方法の指導を行います。

 

やりがい

義肢装具士の仕事は、患者さんの生活を支える大切な役割を担っています。
・患者さんの「できる」を増やせる:義肢や装具を提供することで、歩けるようになったり、日常生活がしやすくなったりする喜びを共有できます。
・オーダーメイドのものづくり:一人ひとりに合った義肢や装具を作るため、手先の器用さや創意工夫が活かせます。
・長期的な関わりができる:義肢や装具は定期的にメンテナンスが必要なため、患者さんと長い付き合いになり、成長を見守ることができます。

 

勤務時間

義肢装具士の勤務時間は、職場によって異なります。
・病院勤務:9:00~18:00が一般的ですが、リハビリや患者対応によって多少前後することもあります。
・義肢装具製作所:工房での作業が中心のため、8:30~17:30などの固定時間が多いです。
・企業勤務:医療機器メーカーなどに所属する場合、営業や技術サポートの仕事が加わり、出張が発生することもあります。

 

休みの取りやすさ

休日は職場の環境によりますが、多くの職場が週休2日制を採用しています。
・病院勤務:日曜・祝日が休みのことが多く、土曜日も半日勤務のところもあります。
・義肢装具製作所:土日祝休みの企業も多く、有給休暇の取得もしやすい傾向です。
・メーカー勤務:営業職の場合、出張や研修が多くなる可能性がありますが、その分休みの調整が可能な場合もあります。

 

働きやすさとライフワークバランス

義肢装具士は専門職のため、安定した需要があり、長く働きやすい職業です。
・夜勤がない:基本的に日中の勤務が中心で、生活リズムが安定しやすい。
・産休・育休の取得実績あり:女性の義肢装具士も増えており、働きながら子育てしやすい環境が整ってきています。
スキルアップの機会が多い:学会や研修が充実しており、技術向上やキャリアアップの道も開かれています。

 

まとめ

義肢装具士は、患者さんの生活を支えるやりがいのある仕事です。勤務時間は比較的安定しており、夜勤がないためライフワークバランスを保ちやすいのも特徴です。ものづくりと医療の両方に興味がある高校生の皆さんは、ぜひ義肢装具士の仕事について詳しく調べてみてください!

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