2026.08.28

データサイエンス×スポーツが面白い!大学では何ができる?

選手のパフォーマンス分析からケガ予防まで。データで変わるスポーツの世界

「スポーツが好き!でも、将来スポーツ選手になるのは難しそう……」そんな高校生に知ってほしいのが、「データサイエンス×スポーツ」という新しい分野です。スポーツの世界では今、選手の動きや体調、試合結果など、さまざまなデータを活用して、パフォーマンス向上やケガの予防、チーム戦術の改善などが行われています。
つまり、スポーツに関わる仕事は「選手」や「指導者」だけではありません。
「スポーツが好き」×「数字やデータに興味がある」
そんな人にも、スポーツに関わる新しい進路が広がっています。

そもそも「データサイエンス」って何?

データサイエンスとは、簡単に言えば、さまざまなデータを集め、分析し、そこから新しい発見や課題解決につなげる学問です。

例えばスポーツなら、
・選手の走行距離
・心拍数や体温
・シュート成功率
・パスの回数や位置
・試合中の選手の動き
・トレーニング量
・過去の試合データ
など、たくさんの情報をデータとして扱います。

そして、そのデータを分析することで、
「この選手は後半にパフォーマンスが落ちやすい」
「この練習をするとシュート成功率が上がる」
「このくらいの運動量になるとケガのリスクが高くなる」
といったことが見えてくる可能性があります。

「なんとなく」ではなく、データを根拠にスポーツを考える。
これが、データサイエンス×スポーツの面白さです。

データサイエンス×スポーツで、何ができる?

① データから「選手の強み」を発見する

例えばバスケットボールなら、得点だけが選手の評価ではありません。
・シュート成功率
・リバウンド
・アシスト
・走行距離
・ディフェンス時の動き
など、さまざまなデータを組み合わせることで、「この選手は実はチームにとってこんなに重要だった!」という新しい発見につながることがあります。

これまで見えにくかった選手の特徴を、データによって「見える化」できるのです。

② ケガの予防にデータを活用する

スポーツにおいて、選手のケガは大きな問題です。そこで、
・トレーニング量
・運動強度
・身体の状態
などを、継続的に記録・分析することで、選手のコンディションの変化を把握し、ケガの予防につなげる取り組みも行われています。

例えば、
「最近、練習量が増えている」
「以前より疲労が蓄積している」
「左右の動きに違いが出てきた」といった変化を
データから捉えられれば、トレーニング内容を見直すきっかけになります。

選手を「強くする」だけでなく、「長く競技を続けられるようにする」ことにも、データサイエンスが役立っています。

③ 試合の「勝ち方」をデータから考える

データは、試合中の戦術を考える際にも活用されています。

例えばサッカーなら、
・どこからシュートを打つと得点につながりやすい?
・相手チームはどのエリアから攻撃してくる?
・どの選手同士の組み合わせが効果的?
・得点が生まれる前にどんなプレーが起きている?
などをデータから分析できます。

経験や勘だけではなく、データという客観的な根拠から「どうすれば勝てるのか」を考える。これもデータサイエンスの大きな魅力です。

「スポーツが好き」なら、データサイエンスは面白い!

ここまで読んで、「でも、データサイエンスって数学が得意な人向けじゃない?」と思った人もいるかもしれません。もちろん、統計や数学、プログラミングなどの知識はデータサイエンスを学ぶ上で重要です。しかし、「データを分析すること」だけが目的ではありません。

大切なのは、
「このデータから何が分かる?」
「なぜこんな結果になった?」
「この結果をどうスポーツに活かせる?」
と考えること。

例えば、普段からスポーツをしていて、
「なぜ今日は調子が悪かったんだろう?」
「どうすればもっと速く走れる?」
「なぜこのチームは強いんだろう?」
と考えるのが好きな人は、実はデータサイエンスとの相性が良いかもしれません。

データサイエンスを学ぶと、スポーツの見方も変わる?

データサイエンスを学ぶと、これまで「感覚」で見ていたスポーツを、違った視点から見られるようになります。

例えば、試合を見ながら、「この選手、すごい!」だけではなく、「なぜ、この選手がチームに貢献しているんだろう?」と考える。さらにデータを見て、「なるほど。この動きが勝利につながっているのか!」と発見する。

スポーツを「する」だけではなく、データを使ってスポーツを「分析する・支える」という新しい楽しみ方が生まれます。

将来はどんな仕事につながる?

「データサイエンス×スポーツ」を学んだからといって、必ずしも「スポーツアナリスト」になるわけではありません。データ分析の知識は、スポーツ以外にも幅広く活用できます。

例えば、
・データサイエンティスト
・スポーツチームのスタッフ
・トレーナー、コンディショニング分野
・スポーツ用品メーカー
・ヘルスケア関連企業
・医療・福祉分野
・一般企業の企画、マーケティング
・行政、地域の健康づくり など…

特にこれからは、「スポーツの専門知識」+「データを扱う力」のように、複数の分野を掛け合わせられる人材が活躍する場面が増えていくと考えられます。

大学選びでは「何をデータサイエンスするか」に注目!

「データサイエンスを学べる大学」を探すときは、単に「AIやプログラミングを学べるか」だけでなく、「どんな分野のデータを扱えるのか?」にも注目してみましょう。

大学によって、
スポーツ × データサイエンス
医療 × データサイエンス
福祉 × データサイエンス
ビジネス × データサイエンス など、特色が異なります。

「将来、スポーツに関わりたい」という人なら、スポーツや健康に関するデータを実際に扱える環境があるかをチェックしてみるのがおすすめです。

まとめ|「スポーツが好き」は、データサイエンスの強みになる!

スポーツの世界では、今まで以上にデータの重要性が高まっています。選手のパフォーマンスを分析したり、ケガを予防したり、チームの戦術を考えたり。データサイエンスは、スポーツを「数字」から支える力になっています。

そして何より面白いのは、「スポーツが好き」×「データを分析する」ことで、これまで見えなかった選手の強みや、勝利につながるポイントを発見できること。

「スポーツが好きだけど、選手以外の道も考えてみたい」
「数字やデータを見るのが好き」
「AIやITにも興味がある」
「将来性のある分野を大学で学びたい」

そんな高校生は、「データサイエンス×スポーツ」という進路にも注目してみてはいかがでしょうか。

スポーツの未来を変えるのは、選手だけではありません。データからスポーツを支える人材も、これからますます必要とされています。

 

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