研究の向こうに未来が見える。

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作業療法学科

研究の向こうに未来が見える。

助教

北上 守俊(きたかみ もりとし)

最終学歴 新潟大学大学院
学位 博士(医学)
保有資格 作業療法士、言語聴覚士、公認心理師、職場適応援助者(ジョブコーチ)、
福祉住環境コーディネーター2級
趣味 のんびりすること
愛読書 絵本
座右の銘 できる限り素直に生きる

脳機能に障害を
抱えた当事者の
職場復帰支援に
関する研究

研究をはじめたきっかけ

病院に勤めている時、通勤中に交通事故に合い、脳を損傷してしまった若年の患者様を担当しました。その患者様は、脳損傷の後遺症で、記憶力や注意力が低下してしまい、職場に復帰することができませんでした。その時に、自身の無力さを感じ、障害を抱えた当事者の”働きたい!”を叶えられるような専門家になりたいと思い、この研究を始めました。

研究内容

働き盛りで脳卒中や頭部外傷などの病気を抱える方は少なくありません。作業療法士は、このような患者様に対し、職場復帰に向けた支援を行います。しかし、現状では職場復帰を果たすために、どのようなリハビリテーションが有効なのか、明らかにされていません。そこで、私は科学的な根拠に基づいた効果的な職場復帰のリハビリテーションに関する研究に取り組んでいます。

この研究の先に

日本では今後働く世代の人口がますます減少していきます。そのような状況において、この研究は、障害を抱えた当事者が1人でも多く活躍できる社会の実現に貢献できると考えています。さらに、もしかしたら今日、家族や友達、自分自身が交通事故に合い、仕事を失ったり、学校に行けなくなってしまうかもしれません。そんな時、職場や学校への復帰に向けて、寄り添ってくれる人の存在はとても大きいと思います。

高校生へメッセージ

作業療法士というと、手芸などの工作をしている印象が強いのではないでしょうか。しかし、実際の作業療法士の現場はそのイメージと異なると思います。作業療法士の”作業”とは何なのかを一緒に考えてみませんか。