研究の向こうに未来が見える。

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言語聴覚学科

研究の向こうに未来が見える。

助教

田村 俊暁(たむら としあき)

最終学歴 新潟医療福祉大学大学院
学位 修士(保健学)
保有資格 言語聴覚士、認定言語聴覚士(成人発声発語障害領域)、LSVT LOUD® Certificated Clinician、SPEAK OUT!® Provider
趣味 観葉植物を育てること
愛読書 嫌われる勇気、思考の整理学
座右の銘 ひとつひとつ

運動障害に
起因する病的発話の
音響学的解析に
関する研究

研究をはじめたきっかけ

言語聴覚士になり、最初の勤務地が神経難病と呼ばれる方が多く入院する病院でした。こうした方たちへの支援を通じて、話しことばに関わる神経や筋の異常で起きる発話障害はとても複雑で、またリハビリテーションの方法は発展途上であることがわかりました。そこで、「発話の異常」をより深く知りたいと思うようになりました。

研究内容

人が話しをしているときは口の中で舌などがどのような動きをしているかは直接見ることができません。しかし、リハビリテーションを行う上で、体の状態を把握することは極めて重要です。音響分析で声の性質を解析することは、同時に「体の状態を正確にとらえる」ということです。この研究では音響学的手法を使って、体の見えない部分を目に見える形で表現することを目指しています。

この研究の先に

この技術は一部の病院ではすでに活用され、成果を出しています。音響分析は科学技術の発展とともに以前よりも高価な機器を使わなくても可能になりました。この技術が一般的に普及すれば、患者さんへの負担もなく、治療の効果測定が全国どこでも同じ質で受けることができ、より効果のある治療法の開発にも繋がります。

高校生へメッセージ

コミュニケーションや食事は生きる喜びのひとつです。言語聴覚士はそれらを支援できる専門職です。本学科で同じ志を持って、ともに学ぶ仲間になってくれるととても嬉しいです。心よりお待ちしています。