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言語聴覚学科 1年

大瀧 南

出身高校:宇都宮北高校(栃木県)
選抜区分:総合型選抜

※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。

※総合型選抜=旧AO入試

専門職を目指したきっかけを教えてください。

高校の授業の一環で自己研究をした時、子供の頃から人と交流することが好きで、他人の話を聞いて、サポートする力が優れていると気づき、それを生かせる仕事に就きたいと考えました。当時、祖父が認知症だと診断され、私はどのように接すればよいのか分かりませんでした。そこで、人に寄り添い、コミュニケーション能力を使って支えることのできる職業を探し、言語聴覚士に興味を持ちました。

どのようにして大学の情報を集めましたか?

初めて新潟医療福祉大学を知ったのは、学校で配布された大学紹介のパンフレットでした。アドミッションポリシーに魅力を感じ、大学のホームページを調べ、パンフレットをすぐに手に入れ、まずはウェブで開催されたオープンキャンパスに参加しました。数回参加した後に、3年生の夏に実際にキャンパスを見学に行きました。

大学選びの際にオープンキャンパスをどのように活用しましたか?

ウェブのオープンキャンパスでは、大学独自のカリキュラムは何か、他大学との共通点・相違点を調べました。また、来場型のオープンキャンパスではどのような設備があり、先生方や先輩方の雰囲気を目で見て確認しました。先生や先輩と実際に話す機会があったので、どんな教科が難しいのか、高校生のうちにやっておくべきことや休日、空きコマの過ごし方、勉強の仕方、アルバイトはどうしているかなど生活に関することも質問しました。

出願した入試区分への出願を決めたのはいつ頃ですか?その理由は?

出願を決めた時期は遅めで、高校3年生の6月頃です。理由は、チャンスがあるならなるべく多い方が良い と両親から言われたからです。私は部活に所属していなかったので、一般選抜、共通テスト利用選抜を目指して勉強をしていましたが、ウェブのオープンキャンパスを視聴し、親に相談したところ、私も受験要項を満たしていると考え、決意しました。また、試験では面接を行っており、経験しておくと良いと両親には助言されました。

他の選抜区分への出願は考えていましたか?

一般選抜の前期、後期と共通テスト利用選抜、特待生選抜への出願を考えていました。帰宅部だった私は、高校生の時は大会やコンクールでの功績や獲得した資格はなく、ボランティア活動も積極的とは言えなかったので、学力で勝負しようと考えていました。

何校くらいの大学を調べたり、検討しましたか?

大体5~6校ほど調べました。まずは、国公立大学を探しました。他には、地元の大学や地元に近い大学、自分の学力と合っているところ、少し高いあるいは低いところを大まかに調べました。実際にオープンキャンパスに参加したのは、新潟医療福祉大学を含め、3校ほどです。検討した大学もオープンキャンパスに参加した3校です。

大学選びの時に重視したことなんですか?

1番はアドミッションポリシーです。私の身に付けたい力が身に付けられるよう設定されているか、学びたいことが本当に合っているかをよく確認しました。次に、国家試験合格率、就職率を調べました。資格を取って、確実に就職したかったからです。最後に大学の雰囲気を確認しました。もし通う事になっても、校風が合わなかった場合、通い続けることが難しくなると考えたからです。

筆記試験対策はどのように行いましたか?

基本的には共通テストの対策をしていました。ですが、過去問題を重視するのが良いです。オープンキャンパスで入試対策の動画があり、それを参考にしていました。おすすめの問題集や、勉強方法などを紹介していたので非常に助かりました。国語は四字熟語が出題され、意味・類似表現・反対表現・構造を調べました。また、「修飾語」など、文の構造に関しても学び直しました。私は数学が苦手なので、学校で配布された問題集の基礎と応用の問題を2~3回するように心がけました。

志願理由書・自己アピール書を書くときに気を付けたことは?

自分が何を伝えたいか簡潔に3つほどにまとめることを心がけました。言いたいことが多くなってしまい、自分が本当に伝えたいこと、アピールしたいことが何か分からなくなったら、紙に書いて分類し、頭の中を整理しました。また、自分の意見や理由をなるべく明確に書くことを意識していました。

面接対策はどのように行いましたか?

受験を決定してからすぐに、進路指導の先生に直接 面接をお願いしました。受け答えや入退室の練習を何度かしました。教わったことや考えたこと、面接の時に答えることをノートに全てまとめていました。面接ノートの作り方は、いくつかのインターネットを参考にして作りました。あとは、面接経験のある友達に、面接の時のポイントや注意すべきことを教えてもらっていました。

面接ではどのような質問をされましたか?

はじめは試験会場までどのように来たか聞かれました。続いて、志望理由、この学科を選んだ理由、自分が言語聴覚士として向いているところ、学校内外での経験を通じて得たもの、また、それを言語聴覚士としてどう生かすか、大学で何を学ぼうと考えているか、「学」以外に自分が大学で学びたい・したいことは何か、大学と高校の違いは何だと思うか、などを聞かれました。

面接ではどのような点に気を付けて質問に答えましたか?

相手の目を見て話すことを心がけました。また、質問の答えを頭の中で出したら、すぐに簡潔にし、分かりやすく、なるべく短い文にして答えるようにしました。先生が質問する意図を考えて答えることも意識していました。ですが、質問にすぐ答えたり、頭の中で文章を整理することはなかなか難しく、思うように答えることができません。他の学科で質問されたことなども調べると良いかもしれません。後は、高校での講演会も要点だけでも聞いておくと役立つと思います。

高校時代にやっておくべきことは?やっておけばよかったと思ったことは?

自分がやりたいこと、興味があって実現可能な場合は、やっておくと良いと思います。1つの経験として、自分の話や関連するもの、学ぶことが増えて楽しいと思います。ボランティア活動も積極的に参加すべきだと思います。医療関連のものが1番良いと思いますが、ゴミ拾いでも運営のお手伝いでも何でもいいので参加してみて下さい。あとは、日頃から勉強する習慣を身に付けておくと、とても良いと強く感じます。

これから受験を控えている高校生へ応援メッセージをお願いします。

私はギリギリまでこの方式で受験するか悩みました。もし落ちた場合、ショックでしばらく勉強が手につかなくなり、間に合わないと思ったからです。でも、何事も経験です。チャンスもたくさんあります。周りがぐんぐん進んでいって、間に合わないと思っても、自分は自分。自分のスピードで、できる限りのことをするしかない。まだ時間はある。あなたなら大丈夫。気持ちを切り替え、必死に勉強しました。だけど、もし、これから楽しい行事が待っているなら全力で楽しんでほしい。すべてを全力でやりきって後悔がないように過ごしてほしいと思います。

※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。

※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試

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