研究の向こうに未来が見える。

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健康栄養学科

研究の向こうに未来が見える。

講師

星野 芙美(ほしの ふみ)

最終学歴 新潟医療福祉大学大学院
学位 博士(保健学)
保有資格 管理栄養士、栄養士、フードスペシャリスト
趣味 散歩、プランター菜園(初心者)、ツバメの巣を眺める
愛読書 きょうの料理ビギナーズ、栄養素キャラクター図鑑
座右の銘 泣くも一生 笑うも一生

スポーツ選手の
コンディショニングのための睡眠と栄養に
関する研究

この研究について動画で詳しく知ろう!

研究をはじめたきっかけ

スポーツ選手はトレーニングを積み重ね、パフォーマンスの発揮に日々健闘しています。一つの目標に向かって地道に励んでいる選手を食事・栄養の面からサポートしたいと考え、研究を始めました。また、大学院生時代に運動生理学について学び、より深く興味を持ったこともきっかけの一つです。

研究内容

スポーツ選手の体調管理に関わる、睡眠と食事の実態把握、それらの関連性について調べています。一般成人で睡眠状態に食事が影響していることが分かってきており、日本人のスポーツ選手におけるこの関係を調べています。その結果、睡眠状態は調査した選手のうちの約40%に不良という結果が得られています。また、食事状態においては、一部で野菜の摂取量不足が見られています。継続して調査を行い、得られた結果を食支援などで活用できるよう検討中です。

この研究の先に

スポーツ選手の体調管理は非常に重要です。その体調管理には「睡眠」と「食事」が関わります。極限までトレーニングを積んでいる選手は、体調の少しの違いで、結果やパフォーマンスに大きな影響を出してしまいます。本研究を継続し、その結果をスポーツ選手の体調管理に役立てることで、選手のパフォーマンス向上の一助になればと考えています。

高校生へメッセージ

食事も睡眠も毎日のことで、当たり前のことです。この当たり前のことが実は大切なことなんだということを一緒に感じてもらえればと思います。