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医療経営管理学部 Department of Health Informatics

医療情報管理学科

ゼミ紹介

※学生の在籍学年は2022年度在籍時のものです。

木下ゼミ IT・ICTの活用に関する研究

木下 直彦教授写真

木下 直彦
Naohiko Kinoshita
教授

現在、AI(artificial intelligence/人工知能)という言葉を様々な場面で目にするようになってきました。私たちはこれから、AIに代表される情報技術を効果的に人間生活に活用する必要があります。本ゼミでは、IT・ICT(Information and Communication Technology)を使った技術的な研究はもちろん、医療・福祉・スポーツ現場のみならず、日常生活の中での情報技術の活用方法の提言やシミュレーションなどの研究も行います。最近では、教育現場でのAI・データサイエンスの活用に関する研究を行っています。

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大平 朋幸写真

医療情報管理学科
4年
大平 朋幸
新潟県
新潟第一高校出身

現在、日本では初等教育でプログラミング教育が始まるなど、ICTの教育環境が大きく変化しようとしています。これにより、学習・教育環境の違いによるICTスキルの個人差が年々拡大することが考えられます。私たちは個人が持つICT知識・スキルについて、iCD(i コンピテンシ ディクショナリ)のカテゴリ別に可視化するシステムの開発研究をしています。

<ゼミの研究内容例>
●ドローンに関する研究
●地域包括ケアシステムに関する研究
●医療従事者のITスキルに関する研究

坂井ゼミ 大学生の診療情報管理士認知度に関する研究

坂井 さなえ講師写真

坂井 さなえ
Sanae Sakai
講師

近年、診療情報管理士は、患者様を中心とした安心安全で効果的な医療の実践のため、診療情報を利用して円滑で安全なチーム医療の運営・促進に貢献しています。このように重要な役割を担っているのにもかかわらず、その業務内容が明確ではないために、医療事務員の業務と同じであると思われています。本ゼミでは今後、医療従事者として働く予定の学生に診療情報管理士が担う業務の重要性を知ってもらうため、新潟医療福祉大学に在籍する学生に対して診療情報管理士の認知度に関するアンケートを実施し現状を把握することで、問題点や課題を見出すという研究をしています。 

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高野 涼写真

医療情報管理学科
4年
高野 涼
新潟県
中越高校出身

私は、診療情報管理士の認知度について研究しています。近年、医療の高度化・複雑化が進んでいます。それに伴い、診療情報などのビッグデータを分析し活用する診療情報管理士の存在が重要になっています。しかし、まだ認知度は低く、他の医療従事者にも知られていないのが現状です。本研究を通し、診療情報管理士の重要性を広め、医療の質の向上に貢献したいです。

<ゼミの研究内容例>
●若年層の献血の現状と課題に関する研究
●RE視点で視るインシデントにおける医療従事者たちの対応力に関する研究
●本土と離島の合計特殊出生率の比較に関する研究

簗取ゼミ 新潟県の特色ある企業の経営に関する研究

簗取 萌写真

簗取 萌
Moe Yanatori
助教

新潟県にはキラリと光るような特色ある企業が集積している現象があり、それらの企業同士の切磋琢磨によって国内市場で上位を占めている場合があります。地理的特性や製品特性の点で優位性を確立することが困難であるにもかかわらず、国内外で積極的な事業展開や持続的な成長を実現している要因を明らかにしていくことは、理論的にも実務的にも重要です。本ゼミでは、そのような学問的関心を持って新潟県内の代表的な企業の戦略を比較検討しています。また、企業行動を丁寧に読み解くことは、人間の思考や行動を理解することにも繋がっています。

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内田 蓮写真

医療情報管理学科
4年
内田 蓮
新潟県
新発田商業高校出身

私は、成熟期業界の成長要因を明らかにするために、経営戦略論の「4P分析」「製品ライフサイクル」に着目し、企業間の差別化戦略を研究してきました。研究を通じて、業界の理解を深め、俯瞰的な視点、突発的なトラブルに対応する柔軟性が身につきました。将来、顧客のニーズに応えられるよう幅広い提案を心がけていきたいです。

<ゼミの研究内容例>
●現代における専門職の変化に関する研究
●マネジメントとプロフェッショナリズムの関係性に関する研究
●病院経営に関する研究

柴山ゼミ 医療施設の経営管理に関する研究

柴山 純一教授写真

柴山 純一
Junichi Shibayama
教授

今、特に医療提供体制は注目されています。医師や看護師などが安全に、効率的に業務を行うための支援策は何が考えられるか?患者さんに対し医療の質を高めながら待ち時間や入院期間を短くするにはどのようにすれば良いか?経営を考えることとは収入や費用とともに「業務の仕組み」を知り、情報を分析し、改善方策を検討、結果を評価する方法について研究をしています。病院経営管理の専門職、経営感覚を持った総合職として社会での活躍につながる分野です。

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<ゼミの研究内容例>
●病院各部門の業務運営方法の改善に関する研究
●地域医療ニーズの分析に関する研究
●病院の経営診断・経営改善に関する研究

谷ゼミ AIを用いたセキュリティ技術に関する研究

谷 賢太朗講師写真

谷 賢太朗
Kentaro Tani
講師

近年、インターネットが様々な機器と組み合わさることで、今までにないサービスが生まれてきました。その半面でコンピューターセキュリティの重要性も高まっていると言えます。またAI技術の発展も顕著であり、人間の能力を超える解析能力が生まれつつあります。本ゼミでは、このAI技術を用いたセキュリティ技術の検討を行っています。AIは非常に難しいイメージがあると思いますが、近年では大学生でも比較的容易に使用できる環境が生まれています。このような最新の技術と学生とのディスカッションで生まれる新しいアイディアを組み合わせて研究を行っています。

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<ゼミの研究内容例>
●視覚障がい者向けの救急救命支援アプリに関する研究
●ユニバーサルデザインの入力機器開発に関する研究
●視覚障がい者向けのゲームに関する研究

波多野ゼミ 大学生アルバイトにおけるストレスに関する研究

波多野 誠助教写真

波多野 誠
Makoto Hatano
助教

近年では大学生の約8割がアルバイトを行っています。また、いわゆるブラックバイトと呼ばれる劣悪な環境も指摘されており、大学生アルバイトに関する研究は重要なテーマであると言えます。本ゼミでは大学生アルバイトにおけるストレスとその関連要因を明らかにすることを目的としており、これによって大学生アルバイトのメンタルヘルスの向上と職場環境の改善に寄与することができます。Webアンケートによる数量的な調査を行い、分析には統計学的な分析手法を用いましたが、この学びが今後社会人になった際に自社の経営面やマーケティングなどに活用できると思います。

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<ゼミの研究内容例>
●大学生アルバイトにおけるワーク・エンゲイジメントに関する研究
●新潟県における周産期医療に関する研究
●新潟県におけるメタボリックシンドロームに関する研究

石上ゼミ メタボ健診質問項目の特徴に関する研究

石上 和男教授写真

石上 和男
Kazuo Ishigami
教授

メタボリック症候群は、糖尿病や高血圧症など様々な生活習慣病をもたらすと言われています。メタボ健診とは、生活習慣病の早期発見・予防を目的とする内臓脂肪型肥満に着目した健診で、2008年度から全国一斉に行われています。本ゼミでは、メタボ“あり”の人は“なし”の人に比べて生活習慣のどこが異なるのかを質問項目ごとに比較すると共に、離島と高齢化・過疎化が最も進んだ町の間でも比較検討しました。今後は、新潟県の全30市町村のデータの比較をすることも検討しています。また、将来的には、年度ごとの経年変化を比較検討していくことを考えています。

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瀧口ゼミ 各種医療情報の地域集積性に関する研究

瀧口徹教授写真

瀧口 徹
Toru Takiguchi
教授

「地域集積性」とは、情報分析に地理情報を重ねる特殊な統計手法です。例えば、心臓疾患による死亡と大気汚染との関連性の研究は通常の研究では不可能です。これを米国では、人工衛星の特殊センサーにより微細な塵を定量化し、市区町村ごとの心臓疾患死亡者率を統合して地理学的な重なりから因果関係を証明しています。また、日本でも地域の産業形態を示す第1~3次産業比率は関東においてそれぞれ地域的な集合度に特徴があります。本ゼミでは、その産業特性と疾患や病院の分布などとの関連を分析する学問である地域集積性に関する研究を行っています。

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寺島ゼミ 医療情報を用いた生体力学に関する研究

寺島写真

寺島 和浩
Kazuhiro Terajima
准教授

医療で扱う情報は様々な種類がありますが、CTスキャン画像データ、X線画像データなどのデータを処理して、3次元モデルを作成したり、関節運動データとの関連性を調べたりしようと考えています。私の専門はもともと、生体力学(バイオメカニクス)という分野です。この分野は、生体(人体など)に力学を応用しながら、様々な知見を解明していく分野です。この分野で、先に述べた、各種画像データ、関節運動データなどの情報処理技術を使った研究を行っていきたいと考えています。

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井上ゼミ

井上弘樹准教授写真

井上 弘樹
Hiroki Inoue
准教授

今日、病院情報システム/電子カルテを導入する医療機関は増加の一途をたどっています。機械を用いることで人間の負担を減らし、空いた時間を有益に使うことができるようになるからですが、人間が行う、高度で複雑な医療業務の全てを自動的になぞるのは、機械にとってはまだ苦手であり、機械の得意不得意を人間が理解して、上手く使うことがとても大事です。また、電子システムに蓄えられた医療情報は共有された経験として生かされることができますが、医療の質の向上に役立てるには適切に取り出して解析することが必須になります。機械をいかに上手く使っていくか、さらに蓄えられた情報をどのように活用していくかを主要なテーマとしています。

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