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心理・福祉学部

Department of Social Welfare

学びの特色

1.自分の「やりたい」を見つけ、学び資格取得自由に組み合わせる

多様な進路に対応し、より充実した学びの機会を提供するため、2026年度より新カリキュラムが始まります。ビジネスやスポーツに関する資格取得、ICT教育の強化などを新たに取り入れ、社会や学生の幅広いニーズに応えます。1年次には、自分の興味や目標を見つけるキャリア設計の時間を設け、2年次からは、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格取得をはじめ、進路に応じた専門的な学びをスタート。資格取得を目指す学生も、自分らしいキャリアを追求したい学生も、目標に応じた学びをデザインできます。福祉の力を軸に、病院や福祉施設に限らず、企業や行政など多様なフィールドで活躍できる力を育みます。

2.キャンパスを飛び出して、実社会とつながる

キャンパス以外でも、地域と連携したボランティア活動や多様な社会課題にふれる場が豊富にあります。こども食堂の運営サポート、障害のある方と協働する農福連携、動物福祉、パラスポーツ支援など、実社会におけるリアルな体験により、福祉職のやりがいや自分の興味ある分野を見つけることができます。学びを深めたうえでインターンシップにも挑戦。実際の医療・福祉現場をはじめ、金融機関や一般企業での実務を通して職場の雰囲気や仕事の流れを理解し、将来の進路のイメージを具体的に描いていきます。こうした実践的な学びの積み重ねは、福祉の専門性の向上はもちろん、社会人に必要な基礎力の養成にもつながります。

3.希望の資格取得・就職を叶える、きめ細かなサポート

早期からの試験対策・個別指導・特別講義を用意。担当教員の丁寧なサポート体制により、学習面だけでなく精神的な支えを受けながら安心して国家試験に挑めます。また、キャリアセンターと連携した個別相談や業界研究、面接試験対策も充実しており、進路実現のサポートも万全です。その結果、全国平均を大きく上回る国家試験合格率と就職内定率100%を達成。福祉の専門職や一般企業、行政など、多様なフィールドでの活躍を目指します。

※1 大学通信ONLINE『2023年度学部系統別実就職ランキング(福祉系)』より出典
※2 大学通信『大学探しランキングブック2025』より出典

公務員の就職に有利

社会福祉学科では、公務員を志望する学生に向けた就職支援ガイダンスを開催。公務員の実務経験豊富な教員が、公務員試験の詳細な情報から対策方法までを丁寧に解説します。具体的な情報の入手でより効率的な試験対策を講じ、公務員試験の合格へと繋げていきます。

FEATURES

多職種連携と社会福祉士

社会福祉士は困っている人とその人をとりまく「ヒト・モノ・できごと」をみつめて、その人の思いや気持ちを尊重し人権を守ります。また社会の仕組みを活かしたり、つくり出したりして、「医療・介護・地域社会・学校・家庭・行政」をネットワークとしてつなぎます。他の専門職とチームで支援にあたることであらゆる人の「自分らしく生きる」を支えます。その要(かなめ)として社会福祉士は重要な役割を果たしています。

家庭介護セミナーの開催

本学科では、行政や地域コミュニティと積極的に連携を図り、地域福祉の推進に貢献するため、新潟市北区自治協議会事業「大学生と協働!地域住民の健康と福祉を支えるまちづくり事業」の委託をうけ、家庭介護セミナーを開催しています。このセミナーは、介護福祉を学んでいる本学の学生と地域住民の方々が交流しながら介護の基本的知識やスキルを学ぶことを目的としています。

社会福祉学科の国家試験対策

在学生アンケート調査結果から、資格取得実績に対する期待は高い状況が見られています。そのカギは、早期対策にあります。3年生後期から開始している特別対策において普段の授業内容と試験対策内容と結び付け、学習意識の向上を目指しています。4年生から本格化する対策は過去問学習から複数回の模擬試験の実施まで、計画的に進めていきます。ダブルライセンス取得に対する対策も同時に進め、開学以来、毎年高い合格者数を維持しています。

キャリア形成教育プログラム

「キャリア形成教育プログラム」の目的は、将来なりたい自分の姿とそれに至るまでの道のりを具体的にイメージすることや社会福祉現場で働くソーシャルワーカーの福祉マインドの基盤を確認することにあります。卒業生から「保健・医療・福祉の専門職になる~社会福祉士のキャリア形成に向けて~」と題して講義をしていただきました。参加者からは、「マルチライセンス取得を目指す先輩の話を聞き、私も複数の資格取得に向けて頑張りたいと思った」という感想が聞かれていました。

新潟水俣病関連情報発信事業

この事業は新潟水俣病に関する情報・教訓を広く発信することにより、県民の理解を促進し、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを目指すものです。これまで約3,000人に上る学生が、新潟水俣病患者の方々のふれあいや、阿賀野川流域のフィールドワーク等による学びの成果を広く県民に発信してきています。参加した学生は、行政をはじめ医療・福祉・介護の現場で、病気や障害など生活上の困難を抱える県民と真摯に向き合っています。

介護予防ケアプラン検討会

新潟市から委託を受けて継続して取り組んでいる「新潟市多職種合同介護予防ケアプラン検討会」について検討しています。この会は、多職種合同による「高齢者の自立支援・QOLの向上のためのケアプランとケアの質の保証を目指しています。また、検討会の効果検証を通じて、介護予防に向けたケアマネジメントのあり方を探る研究が、「新潟市医師会地域医療研究醸成事業」に採択されました。