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院生の一日

社会人院生

長谷部 麻梨絵さんのケース健康科学専攻 看護学分野 2016年度修了
(新潟県出身)

一度きりの人生を、悔いなく豊かに生きる

社会人院生

私が看護師になったのも、青年海外協力隊(以下「協力隊」)に参加するためでした。途上国のことを中学生の時に知り、「私も何かしたい」と思ったのがきっかけです。協力隊の参加要件となる「病院勤務5年」を経て、2年間のセネガル派遣。セネガルでは、現地病院の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)導入や、学校保健(手洗いの促進、保健室の運営補助など)の活動をしていました。

大学院への入学を決めたのは、帰国半年前の頃です。協力隊としての経験を活かせる「JICAプログラム」というコースがあることを知り、「ボランティア活動を形に残す」ことが当初の目的でしたが、医療現場に戻る前の「学び直し」のためにも修士論文コースを選択しました。

今は「在日外国人の医療問題」を研究テーマにしています。海外の病院では「次は○○の検査が必要なので、チケットを購入してください」という「チケット制」が主流です。そのため、費用の説明がないままに診療が進められる日本の医療に困惑してしまうのです。「誰もが理解しやすい医療」これが理想です。

この大学院の1番の魅力は、医療福祉に関する学科が集まっていることです。看護師は医師との連携は強いものの、他職種との関わりは意外に少なかったので、ここでの職種を越えた意見交換はとても刺激的で知見が広がります。また、医療福祉に関する講義もたくさんあり、面白い先生もたくさんいらっしゃいます。なんとなく「ボランティア活動を形に」と思い入学した私も、徐々に考えが具現化され、やりたいことが明確になってきています。今、なんとなく働いている人やスキルアップを図りたい人も、一度このような環境に身を置くのも良いのではないでしょうか?一度きりの人生、私も悔いなく豊かに生きたいと思います。

2年次 授業のある日のスケジュール
スケジュール

フルタイム院生

小松 慎太郎さんのケース保健学専攻 言語聴覚学分野2年
(新潟県出身)

言語聴覚士としてできることを、できる限りやりたい。

フルタイム院生

私たち言語聴覚士が携わるリハビリの世界は、手術のように劇的な改善が患者さんに見られるものではありません。ただ、「もっとできることが他に何かあるはず」との思いが拭えず、病院に勤務していた頃、「検査の延長」のような訓練に疑問を抱いていました。

そしてこの思いを断ち切ることができず、勤務3年目に大学院への進学を考え始め、ちょうどその頃に任された新人教育を終えた勤務5年目に病院を辞めました。今思うと、この新人教育も私が「学び直し」の必要性を感じた一因でした。教えるために勉強し直しましたので。

私の研究分野は「高次脳障害・認知症・嚥下」です。その臨床研究として、指導教員の今村先生の助手として病院へ行ったり、特別養護老人ホーム等の施設でアルバイトをしたりしています。意外に思われるかもしれませんが、言語聴覚士は嚥下など、食に関する機能も専門領域なので、例えば「食事がとれない」という状態を、言語聴覚士としての視点で判断し、介護スタッフにアドバイスをしています。また、ご家族へのアドバイスも行っています。「~という症状がありますので、~するようにしてください」という具体的な内容を、客観的な分析に基づいてお話しするように心がけています。

この大学院は、とにかく魅力的な先生が多いです。私も多くの言語聴覚士の先生を知っていますが、ここの先生ほど面白い方はいらっしゃいません。とても刺激的で楽しい毎日です。

自分のやりたいと思うことがあれば、初志貫徹!そして迷うことがあれば、すぐに誰かに相談してください。自分ひとりで解決できることは限られていますからね。私もそのようにして、周りの人に支えられて来たように思います。

1年次 授業のある日のスケジュール
スケジュール