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保健学専攻義肢装具自立支援学分野
最先端の環境でエビデンスを追求

義肢装具自立支援学分野で目指す「自立支援」とは部分的な機能向上だけでなく、義肢装具や福祉機器を活用することで、高齢者や身体に障害をもった方が全ての生活シーンにおいて自分自身で生活できるよう支援することを目標としています。

本分野では、人間の身体についての科学的検証・分析を行うことができ、さらには研究成果を実際に義肢装具や福祉機器の製作、適合へと応用させることのできる人材や、医師や理学療法士、作業療法士等の他専門職種との連携により、対象者のQOLおよび自立支援を多面的に支援できる高度専門職の養成を目指します。

トピックス
義肢装具自立支援学分野の大学院生3名がアメリカ義肢装具士学会にて学術発表

ポスター発表会場の様子

今回参加した本学関係者の記念写真

2017年3月1日~4日、アメリカのシカゴ市で行われた「American Academy of Orthotists & Prosthetists, 43rd Academy Annual Meeting & Scientific Symposium」において、義肢装具自立支援学分野の阿部薫教授が指導する大学院生2名、大学院研究生1名が学会発表を行いました。同学会は、アメリカはもとより、世界中から義肢装具の研究者が集まる権威のある学会です。

日頃の研究活動の成果をまとめて発表し、会場からは研究レベルも高く評価され、質問に対してもスムーズに受け答えしました。日頃の地道な学術活動においても、本学の取り組みが国際レベルの学会で評価されたことに、関係者一同、大変嬉しく思っております。本学では今後も学術・研究活動を積極的に支援していきます。

特色
医学面および福祉機器の学問も重視 製作技能のみならず、他職種との連携を行うことができる人材を養成するため、医療基礎科目である解剖学・身体運動学・生体工学も重要視しています。また、義肢装具に加えて、広く福祉用具・福祉機器についての専門知識を習得できる科目を配置しています。
国内外の第一線で活躍する多彩な教授陣 多くの教員が海外での国際活動経験(留学・教育・NGO活動)があり、海外での活躍を希望する学生に適切なアドバイスができます。また、義肢装具分野で教科書として使用される書籍の執筆にも多くの教員が携わっており、業界での最先端の技術と知識を学ぶことができます。
日本初!靴と歩行に関する科目を開講 将来的に靴製作技能と義肢装具製作技能が融合することを見越して、全国の大学院で先駆けて「靴人間科学」の科目を開設しています。人間工学や解剖学に基づいた靴の構造・設計から科学的検証まで、靴と歩行について焦点をあて追究することを目的とします。
充実した施設設備 ドイツ製やオランダ製の最新鋭の工作機器を備え、機械の数、学生1人あたりの占有スペースの広さはいずれも世界トップクラス。安全性にも充分配慮しています。また歩行分析などで使用するVICON(3次元動作解析装置)や呼気ガス分析装置、筋電図測定システムなど、多面的に身体機能の解析を行える装置も多数備えており、幅広い実験・研究が可能です。
研究テーマ例

※テーマタイトルをクリックすると担当教員の教員紹介をご覧いただけます。

修了後の進路・目指す将来像
  • 義肢装具室長
  • リハビリテーションセンター義肢装具担当者
  • 更正相談所義肢装具判定担当
  • 研究開発部門研究職
  • 社内研修指導者
  • 大学教員
  • 専門学校教員
  • 企業内研究職
  • 公立研究機関研究職
  • 博士後期課程進学
  • 海外留学
  • 青年海外協力隊員

分野長メッセージ

社会人の学校 それが大学院です

阿部 薫義肢装具自立支援学分野長

学部教育では研究の第一段階として卒業研究を行いますが、専門研究者や高度専門職として十分なレベルに到達するとは言えないでしょう。

このため大学院では、さらに専門的な分野について追求し、学問の深淵を究めようとします。研究の動機は小さなひらめきからスタートすることが多いものです。しかしそれを科学的に証明することは困難を極めます。研究活動は独創力・企画力・実行力など総合的な力が試される場面でもあります。

また大学院は社会人の学校という面も持っています。学部からすぐ進学する人もいれば、専門家として自分の行ってきた実践活動をもとに学位論文としてまとめようとする人もいます。本分野の大学院生は新潟県内はもちろん、東北・関東・東海・近畿・中国・九州地方からも通学し、さらに海外在住の人もいるため、それぞれの大学院生の環境を十分に考慮した研究指導を行っています。