その人らしい生活ができるように
理学療法士になり、6年が経ちました。病院勤務からはじまり、急性期・回復期病棟でのリハビリテーションを学び、現在は、訪問看護ステーションで訪問リハビリの仕事をしています。ここ一年、自宅を訪問してリハビリをしていますが、障害を持った方が地域で生活することの大変さをあらためて実感しています。退院するという目標とは違い、退院した後に、地域で生活する方々が持つ目標とはどんなものなのか。この目標は人それぞれ違い、リハビリをする上でなかなか答えが見えない世界です。悩み続ける毎日ですが、やりがいのあることだと実感しています。理学療法士として、リハビリテーションスタッフとして、利用者様がその人らしい主体性のある生活が出来るよう支援することが、今後の私の役割だと考えています。
小野 禎之
卒業年度:平成16年度
出身高校:福島県・福島南高校
勤務先:財団法人 竹田綜合病院 竹田訪問看護ステーション
職種:理学療法士
大学で学んだことはなんですか?
理学療法士に必要な知識や技術はもちろんですが、保健・医療・福祉・スポーツの総合大学である本学では、理学療法学科だけではなく、他学科の学生など、たくさんの人とコミュニケーションを取る機会がありました。様々な考えを持った人と話をすることで、今まで自分になかった考え方や視野が広がったと感じています。また、信頼できる多くの仲間の存在があったことが、大学4年間の生活を支えてくれたと思っています。
今後の目標・抱負をお聞かせください
急性期・回復期・生活期でのリハビリテーションを経験する機会がありました。そんな中、これからもやってみたいと思うことは、現在勤務している、訪問リハビリの仕事を続けていきたいです。将来は私が育った地域に戻り、地域の方々と一緒にリハビリテーションを盛り上げていきたいと思っています。また、理学療法士として、地域で何が出来るのかを常に考えてリハビリをしていきたいと考えています。
本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
国家試験の合格率が高い理由の一つは、先生方のご指導が大変良いということだと思います。ゼミの担当の先生だけでなく理学療法学科の先生全員に熱心にサポートをして頂いたことは、今でも思い出に残っています。先生方はとてもユニークでアットホームで親切な方ばかりです。
国家試験合格に向けた学科でのサポートや、ご自身で努力されたことなどについて実体験などを交えて教えてください
大学では集中学習ゼミで特訓を受けたこと、また、国家試験対策の授業があったことでなんとか乗り切れました。自分では、焦らず、マイペースを守りながらコツコツと過去問題集を繰り返し勉強しました。問題の答えを探す(丸暗記)のではなく、答えに辿り着くまでの過程や理由をしっかりと勉強しました。
本学の就職センターの活用方法について、その他、相談をして良かったこと、役に立ったことなどを教えてください
就職センターの職員の方と気軽に相談できたのを今でも覚えています。自分の出身地のことを話すと親身になって就職先を調べてくれました。また、卒業が近づき不安な気持ちになることもありましたが、精神面でも多いにサポートしていただきました。
現在の職場を選んだ理由を教えてください
私は、地元である福島県の病院に就職をしました。
現在の病院に就職した理由は、臨床実習先の病院だったからです。雰囲気の良い、勢いのあるリハビリテーション科だと感じましたし、当院は、病院完結型であり、急性期病棟をはじめ、回復期、維持期、訪問リハビリ、デイサービスなど様々な領域で仕事をするチャンスがあることが大きな理由です。
患者様と真剣に向き合う
私は現在、大学病院に勤務し患者様とのコミュニケーションを通して、体の具合だけでなく心理的・社会的な面からもサポートできるよう日々努力を続けています。
大学時代、仲間や先生方と「問題を見つけ出し解決しようと努力し、上手くいかなければ考え直して修正…」という経験を繰り返したことが、「患者様と共にサポート方法を考える」という考え方の基盤になっていると思います。時にはお互いの考えが一致しないこともありましたが、納得するまで努力を続けた大学時代の経験が、患者様と真剣に向き合う今の姿勢に繋がっていると思います。「大変だったけど、リハビリして良かった」と患者様から言ってもらえるたび、学生の時、頑張って良かったと感じています。
大崎 諒
卒業年度:平成21年度
出身高校:北海道・北海道札幌稲雲高校
勤務先:埼玉医科大学病院
職種:理学療法士
大学で学んだことはなんですか?
主に解剖学、生理学、運動学といった基本的知識の習得はもちろんのこと、運動療法の演習やOSCE(オスキー:客観的臨床能力試験)を通して多くの人と接することでコミュニケーション力を身に付けることができました。また、アメリカでの海外研修では、現地の理学療法士を目指す学生や、大学の卒業生との交流を通して、自分の考えや視野が広がり、理学療法についてはもちろん、これから国際社会で生きていくために必要なスキルについても学ぶことができました。
今後の目標・抱負をお聞かせください
今後は理学療法士の地域における役割の重要性を、より多くの方に知ってもらえるよう、地域に向けて発信できるようになりたいです。そのためにはまず、目の前にいる患者さんのことをしっかり考える必要があると思います。コミュニケーションを通して、患者さんの問題を体の具合だけではなく、心理、社会的な面からも捉えられるように努力したいと思います。
本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
教員の方々が学生一人一人に対し、親身に考えてくれることにあると思います。教員中心のゼミではなく、教員と学生が一つの輪になって就職、国家試験に取組んでいたと思います。これにより、学生同士がお互いに弱点を知り合い、同じ目標に向かって足りないところを強化するよう努力できたのだと思います。
本学の就職センターの活用方法について、その他、相談をして良かったこと、役に立ったことなどを教えてください
出身地が北海道であったこと、自らの希望する地域が関東であったことの二点を踏まえ、就職先の相談に伺いました。北海道と関東とでは距離がとても離れているため、就職先の選定には慎重になりましたが、相談員の方のアドバイスで気持ちが固まり、緊張が緩和されたことで、自信を持って採用試験に望めたと思います。
現在の職場を選んだ理由を教えてください
私は地元の北海道ではなく、地方での講習会を受ける際の利便性を考え、関東への就職を希望しました。
地元への希望も少なからずあったので、気持ちを固めるまで迷いもしましたが、就職センターの方のサポートもあり、決断することができました。現在は日々多くの刺激を受けながらの仕事ができ、大変ながらもやりがいを感じています。
「楽しいリハビリ」を目指して
高校時代、将来はスポーツに関わる仕事がしたいと考えていました。
そんな中、高校3年生の時にケガをしてしまい、部活ができなくなってしまいました。引退試合を控えながらも見学することしかできず、悔しかったのを今でも覚えています。その頃、ケガで辛い思いをしている私に対し、理学療法士の方がクイズなどを交えながら、楽しくリハビリを施してくれました。その時まで理学療法士という職業を知らなかった私ですが、「こういう風にスポーツに関わる仕事もあるんだ」と思い、また、ケガをして苦しんでいる人の支えになれる素晴らしい職業だと思い、理学療法士を目指すようになりました。
目黒 麻友
卒業年度:平成21年度
出身高校:新潟県・新潟中央高校
勤務先:相川愛広苑
職種:理学療法士
大学で学んだことはなんですか?
理学療法学科での学びは、机上で知識を身につけ、実技で試し、臨床実習へ臨むという流れが良かったと思います。それにより、知識の蓄積、技術の修得をスムーズに行うことができました。また学外実習では、理学療法についての知識の他、1日の流れや社会人としてのマナーを身につけることが出来たと思います。さらに、本学では新潟県内外から色々な学生が集まっているので、交友関係や視野を大きく広げることができました。
今後の目標・抱負をお聞かせください
理学療法士を目指すと決めた時から、「楽しいリハビリ」を提供できる理学療法士を目標にしています。現在の職場では、積極的に研修に参加させてもらえるため、興味がある音楽療法についても学んでいます。まだまだ経験不足ですが、理学療法と音楽療法を組み合わせた「楽しいリハビリ」を考えていきたいと思います。
国家試験合格に向けた学科でのサポートや、ご自身で努力されたことなどについて実体験などを交えて教えてください
模試の成績が伸び悩んでいる学生を対象とした「集中学習ゼミ」です。
生活習慣の改善から始まり、朝から晩まで勉強し、みんなで語呂合わせを考えたり、教えあったり、励ましあったりしたことが合格につながったのだと思います。
本学の就職センターの活用方法について、その他、相談をして良かったこと、役に立ったことなどを教えてください
臨床実習中に就職試験があり、とてもバタバタしていましたが、丁寧に面接練習や履歴書の添をしていただきました。実習のレポートとの両立は大変でしたが、就職センターの方々の協力のおかげでスケジュールを立て、時間を有効に使うことができました。










