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心理・福祉学部

Department of Psychological Sciences

研究紹介①

他者との「切磋琢磨」をスポーツで探る

山本 裕二 Yuji Yamamoto 教授

スポーツ場面では、常に他者と競い合うことで「切磋琢磨」しながら、お互いに上達していきます。この「切磋琢磨」の仕組みには、人が成長を繰り返すヒントがあるはずです。「切磋琢磨」するためには、他者の意図を読む必要があります。上手な人は他者の意図を探るための駆け引きを行っているので、実際の試合での動きから、この駆け引きの妙を探り、人がどのように他者の意図を推察し、「切磋琢磨」しながら成長しているのかを考えています。

研究紹介②

動物の「考え方」の多様性:その由来を探る

山﨑 由美子 Yumiko Yamazaki 教授

私たちは身の回りの情報を、目や耳などの器官を使って体に取り入れ、記憶や感情などと合わせてどのように振舞うかを決定します。同じ情報でも、処理の仕方には動物一般に共通する部分と、種や個体ごとに異なる部分があります。私は、これらの認知機能の共通点や相違点の由来を知るために、動物の心や体の進化との関係に着目して研究を行っています。このような研究を通して、動物の考え方の多様性や、それを支える体の役割について理解を深めたいと思います。

研究紹介③

ピンチがチャンスに変わる「クライシス・プラン」

野村 照幸 Teruyuki Nomura 教授

精神的な問題を抱える方の中にはつらく、苦しい状態になり、場合によっては望まない入院をする方がいらっしゃいます。「クライシス・プラン」はそうした方々を支えるツールであり、安定した状態を続け、ピンチの時でも冷静に対処できる力を養うためのものです。さらに、家族や専門家と協力し、一人ひとりが自分らしい回復の道を見つけ、成長することを助けます。こうしたクライシス・プランの有効性を研究し、良い支援を目指しています。