新潟医療福祉大学 学長
山本 正治 Masaharu Yamamoto
新潟大学名誉教授
世界的な経済不況、医療崩壊、地域格差、政権交代など、日本の政治・経済・社会情勢は激動の時代を迎えています。こうした状況の中、保健・医療・福祉・スポーツは、人々の豊かな人生を支える役割を果たすだけでなく、国の未来を支える重要なテーマとして注目され、大きな変化が求められています。
新潟医療福祉大学では、開学以来「優れたQOLサポーターの育成」を基本理念に、様々な取組みを実践し、一人ひとりのQOLをチームワークで支えることのできる人材を輩出してきました。しかし、こうした時代の変化に対応するためには、今の時代にあった「QOLサポーター像」を再構築し、その育成に向けた教育をさらに発展し、遂行することが重要です。
そこで本学では、これからの時代に求められるQOLサポーター像を、「思いやりのある、保健・医療・福祉・スポーツのプロフェッショナル」と位置づけ、またQOLサポーターになるための「5つの指針」を明確に示しながら、学生全員がQOLサポーターとして求められる様々な能力を修得できるようサポートしていきます。
QOLサポーターとして保健・医療・福祉・スポーツの現場で活躍するためには、まず「プロフェッショナル」であることが前提となります。そこで本学では、自らの専門領域に精通した高度な“専門知識と技術”(Science)を修得できるよう、より実践的な教育活動を推進していきます。そして、開学以来大きな発展を遂げてきた「連携教育」をさらに強化し、チーム医療・チームアプローチの現場で求められている“チームワークとリーダーシップ”(Team work)を身につけます。また、学生生活や課外活動を積極的に支援し、そこで得た多くの交流を通じて、対象者の気持ちに寄り添い、小さな変化を感じ取ることのできる豊かな感性を備えることで“対象者のやる気を起こす”(Empowerment)コミュニケーション力を獲得し、卒業研究での幅広い研究活動を通じて、いかなる疑問にも最後まで責任を持って職務を遂行できる“問題解決力”(Problem-solving)を身につけていきます。さらに、4年制大学として、文化・芸術・歴史・外国語教育などの幅広い教養科目を配置し、豊かな人間性を育てることで、社会の中で“自己の可能性を実現する力”(Self-realization)を身につけていきます。本学では、これらの5つの能力を、それぞれの英語の頭文字をとって“STEPS”とし、学生が4年間の教育の中で、優れたQOLサポーターに向けて着実にステップアップできるよう、全力で支えていきます。
新潟医療福祉大学の学び。それは言い換えれば“手に職”を目的とした「専門資格」の取得と、大学の学びで得ることのできる「学士力」の2つの武器を獲得することです。本学では、これら2つの武器を、急速に変化する時代を『生き抜く力』と位置づけ、その獲得に全力を注いでまいります。
QOLサポーターの先にある未来。そこは計り知れないほどの可能性が満ち溢れています。
ぜひ、新潟医療福祉大学で、輝かしい未来への“5つのSTEPS”を共に学んでいきましょう。
学長スピーチ・挨拶等
- 平成23年10月28日 開学10周年記念式典式辞
- 平成23年04月08日 平成23年度入学式式辞
- 平成23年03月15日 平成22年度卒業式式辞
- 平成22年04月07日 平成22年度入学式式辞









