国際交流

国際感覚を養う

本学では、11ヵ国19大学4医療機関と国際交流協定などを締結し、国際的な視野を身につけるための多様な国際交流活動を実施しています。

国際交流 ~学生が行う語学・医療の国際交流を総合的にサポート~

国際交流センター

国際交流センター

学内に国際交流センターを設置し、海外研修や留学を希望する学生に対して、その内容や奨学金など、さまざまな情報を提供しています。また、留学生の受け入れや支援、国際交流イベントを積極的に実施し、様々な面から学生の国際交流活動を総合的にサポートしています。


学術交流協定の締結

学術交流協定の締結

海外の大学や医療機関と学術交流協定を締結し、様々な国際交流プログラムを実施しています。プログラムでは、相互の特色を活かした共同研究などを進めていきます。また学生は、現地の講義・実習への参加や施設見学を通して、海外の医療制度を学ぶとともに、最先端医療にも触れることができます。


Spring Board

Spring Board

学友会サークルのSpring Boardでは、日常英会話や医療英語など幅広く英語を学習しています。留学生との交流で、コミュニケーション力の向上も図り、日本に居ながら日常的に英語に触れることで、留学に必要な英語力を磨きます。


空飛ぶ車いすプロジェクト

空飛ぶ車椅子プロジェクト

年間5万台以上廃棄されている車椅子を修理し、アジア諸国で車椅子を必要とする人々に届ける「空飛ぶ車椅子プロジェクト」に参加しています。過去には、台湾やタイの施設を訪問し、100台以上の車椅子の点検・修理を行うなど、国境を超えて活動しています。


国際交流協定締結先 国際交流協定締結先


海外研修・留学 ~すべての学科で海外研修プログラムに参加が可能!~

すべての学科で海外研修プログラムを設置し、学生が積極的に海外研修へ参加できる機会を設けています。研修では、語学研修や異文化交流のほか、現地の大学での授業参加や医療機関の見学などが実施され、日本の医療現場との違いを肌で感じながら、専門職としての使命感や心構えを養っていきます。

  • トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム採用者の声

  • トビタテ!留学JAPANとは?

    トビタテ!留学JAPANは、学生が明確な目的と意欲的な目標をもって自ら定めた実践活動の含まれる留学計画を官民協働で支援することで、グローバルに活躍できる人材を育成することを目的としたものです。

  • 応募のきっかけ

    大学入学前から海外留学に興味があり、チャンスがあれば何でも挑戦してみようと思っていました。同じ学科の先輩で留学への切符を手に入れた方がいて、その方たちを見て私も応募しました。審査の際、プレゼンテーションや、計画プランをはじめとしたたくさんの書類の提出があるのですが、本学で細かいところまで的確にアドバイスをしていただき、無事に採用されました。その他、英語の面でも手厚いサポートがあり、心強かったです。

  • 今、学んでいる事

    主な活動は3つです。「語学学校」では日常会話から試験で必要な知識まで幅広く学んでいます。「フィールドワーク」では、現地の理学療法士やトレーナーの方についてサッカー選手へのアプローチの見学や、時には実際の評価をさせてもらったり、一緒にトレーニングをさせてもらったりしています。「大学のショートコース」では、1年生の時に学んだ解剖学や生理学などの基本的な知識を英語でもう一度学んでいます。

  • 実際に留学してみた感想

    毎日が新しいこととの出会いで、とても楽しいです。予定通りに行かないこともありますが、それも含めて留学の良さだと思います。不安もありますが、「案外なんとかなるもんだから、なんでも挑戦することが大切だな!」とあらためて思います。人や国によっては理想と違うことがあるかもしれないけど、それも実際に行ったから分かること。それがまた新しい違う場所を探すきっかけになれば、世界は広がっていく一方です。

    理学療法学科 4年 神戸 美柚
    [留学先] イギリス
    [留学機関] イースト・アングリア大学 : 語学
    Academy23(サッカークラブ) : フィールドワーク
    セント・メアリーズ大学 : 専門科目

※学生の学年は2022年度留学時のものです。

国際貢献 ~国際的な活動を通じてキャリア形成に繋げる~

各学科の特性を活かした様々な国際貢献活動を行っています。これらの活動は学生も参加できるよう制度化され、多くの学生が海外でのボランティア活動やJICAでの貢献活動に参加しています。こうした活動を通じて、青年海外協力隊として活躍する理学療法士や海外で技術支援スタッフとして活躍する義肢装具士などの卒業生を輩出しています。

  • OB・OG’s Voice

  • 現在の仕事内容

    タイ王国の王立マヒドン大学医学部義肢装具学科で教員をしています。タイに来る前は、青年海外協力隊員として東ティモールのリハビリテーションセンターで義肢装具士をしていました。2020年に同大学の修士課程を修了し、国際機関に応募しようとしていたところ、コロナのパンデミックが起き、叶わなくなりました。そんな折、タイ人の先生から勧めていただき、採用試験を受けました。基本的には通年で学生の授業を受け持っていますが、大学のクリニックに参加したり、自身の研究のデータ集めなども進めています。臨床だけでなく、教育システムや研究の基礎なども学べたらなと思い仕事に取り組んでいます。

  • 学生時代の留学

    「海外」を意識したきっかけは、小学校の授業です。先生が途上国を題材として取り上げてくれたことで、漠然と経済的、環境的に厳しい国や地域に興味を持ちました。大学3年生の臨床実習で1ヶ月タイのシリントン国立リハビリテーションセンターに行きました。古い型の義足を製作させてもらい、日本ではほとんど使用者がいなくなったデザインでも、タイではまだ使われてることも知り、日本ではできない経験ができました。4年時には、イギリスとドイツの義肢装具会社、リハビリ病院、ゲッティンゲン大学を見学しました。また、毎年春休みに、オーストラリアの病院や、アメリカのワシントン大学の義肢装具学科、義肢装具会社の見学などもしていました。

  • 海外留学を希望する人へのメッセージ

    人生80年と考えると、その中で数年海外に出たところでマイナスになることはないと思っています。むしろ、その数年の経験から得られるものは、日本で何十年働いても得られないかもしれません。少しでも海外に興味があって悩んでいるなら、とにかく行動することが大切です。自然と自分を応援してくれる人が集まってくると思います。私は、今後も海外で研究したり、開発途上国のプロジェクトなどに参加していきたいので、もしどこかの国で頑張る皆さんの姿が見れれば幸いです。お互い頑張っていきましょう!

    義肢装具自立支援学科 3期生 宮田 祐介
    [任 国] タイ
    [所属機関] マヒドン大学 医学部 義肢装具学科

義肢装具自立支援学科 3期生 宮田 祐介 義肢装具自立支援学科 3期生 宮田 祐介

 


活動実績・内容

●青年海外協力隊<理学療法士>としてホンジュラスへ派遣(理学療法学科)
●「空飛ぶ車椅子プロジェクト」海外での車椅子修理ボランティアに参加(義肢装具自立支援学科)
●青年海外協力隊<野球指導>としてエクアドルへ派遣(健康スポーツ学科)
●東ティモールへ技術指導スタッフとして参加(義肢装具自立支援学科) など


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