学外実習計画
スムーズな臨床現場への導入を目的とした「実習前教育」
学外実習の事前教育として学内外で実習前教育を行います。今までに履修した科目の再確認や、実習にのぞむ際の注意点を臨床経験豊富な教員から指導を受けるプログラムを講義形式で行います。また、関連施設でカルテやデータを見たり、実際の患者さんにどのような検査が必要かを参加学生みんなで考え、実施し、患者さんの障害像について分析します。直接言語聴覚士の指導を受けることによって、臨床実習のイメージをつかみ、よりスムーズに臨床現場へと導入することができます。
2年次/臨床実習I (見学実習) 1週間
言語聴覚障害学の基礎をある程度学習した段階で、多様な病院や施設を見学し、施設内における言語聴覚部門の役割を理解します。この見学実習を通じて、言語聴覚士としての方向性を見据え、意欲的に学習するための動機付けを行います。
3年次/臨床実習II (評価実習) 3週間
3年次前期までに学習した知識や技術を用いて、実際の症例を通じて各種障害の診断、治療指導計画の立案をします。さらに、対象者と家族への関わり方と、施設内他部門との連携について学びます。
4年次/臨床実習III (総合実習) 8週間
言語聴覚障害の治療に必要な専門知識や医学的知識と臨床技術との統合を図り、言語聴覚士としての技量を養成します。小児言語障害、成人言語障害、摂食・嚥下障害、聴覚障害、吃音などの各領域のうち、3つ以上の領域を実習します。
学外実習レポート
総合実習を終えて
言語聴覚学科4年 安部 冬美
私は福島県の病院にて8週間総合実習を行いました。実習は日々のレポートに追われたり、訓練プランの立案にとても苦労したり、その時は大変だと感じたことも改めて振り返ってみれば毎日が勉強となった8週間であったと思います。特に訓練プランの立案に関しては、初めての経験でしたので試行錯誤しながら行っていました。なかなか上手くいかず、本当にこれでいいのかな?と不安に思っていたところ患者様が「徐々に言葉が出るようになってきた」と言って下さり、私の立案した訓練が少なからず改善に繋がっていた事に、やりがいと喜びを感じました。しかし同時に、自分の立案した訓練が患者様の人生を左右する可能性があることも強く感じ、改めて言語聴覚士の仕事の重みを感じました。また、言語聴覚士には専門的な知識だけでなく、総合的なコミュニケーション力も必要だということを学びました。特にフリートークは相手の意思を推測する能力や話しやすい雰囲気作りなどが必要となり、言語聴覚士は幅広い知識と能力を身につけなければならないと痛感しました。今回の実習を通して、言語聴覚士としてのやりがいと心構えを自覚しました。今後は本当の意味で患者様の力になれるような言語聴覚士を目指して、様々なことに自覚と興味を持って学んでいきたいと思っています。無事に実習を終えるまで、たくさん指導していただいた本学の先生方、病院の言語聴覚士の先生方、評価・訓練に協力していただいた患者様には本当に感謝しています。
※学生の在籍学年は、平成22年度在籍時のものです。
関連施設・病院
実践の場、関連医療福祉施設・提携医療福祉施設とのネットワーク
新潟医療福祉大学では、講義で学んだことを実際の現場で体験し、QOLサポーターに必要とされる実践的なスキルを磨くために、関連医療福祉施設をはじめとした全国多数の医療福祉施設に実習施設として協力いただき、実際の対象者と接することでその知識・技術を確かなものにしていきます。










