本学から日本へ。世界へ。
本ゼミでは、義肢装具士の専門性をより高めるために、義肢装具領域におけるエビデンス(科学的根拠に基づく義肢装具のアプローチ)の展開を目指しています。現在は、義足と生体を繋ぐ義足ソケットの適合とデザインに関する研究・開発や、より適合を高める義足ソケット製作技術向上にも着手し、これらの技術が日本から世界に向けて発信できるよう、取り組んでいます。
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※学生の在籍学年は平成22年度在籍時のものです。
東江 由起夫
Yukio Agarie
教授
本学から日本へ。世界へ。
本ゼミでは、義肢装具士の専門性をより高めるために、義肢装具領域におけるエビデンス(科学的根拠に基づく義肢装具のアプローチ)の展開を目指しています。現在は、義足と生体を繋ぐ義足ソケットの適合とデザインに関する研究・開発や、より適合を高める義足ソケット製作技術向上にも着手し、これらの技術が日本から世界に向けて発信できるよう、取り組んでいます。
義肢装具自立支援学科3年
中嶋 政勝
岩手県
宮古高校出身
ゼミ生からひとこと
「主観」に科学的な根拠を検証
私は、製作実習などを通して「義足の適合」について興味を持ちました。義足適合の評価は、対象者の主観に頼り科学的根拠が示されていないものもあります。卒業研究では、そのことを科学的に検証していこうと思います。ゼミでは、自分のテーマ以外の知識も深めることができ、さらに先生のアドバイスをいただくことで新たな発見が得られ、義足をより専門的に学ぶことができ、とても充実しています。
<ゼミ生の研究テーマ>
下腿義足の前額面における足部位置が歩行に及ぼす影響-主観による足部位置のインセット・アウトセット時の距離の明確化-/下腿義足の前額面における足部位置が歩行に及ぼす影響-インセット時・自由歩行における歩容現象-/下腿義足の前額面における足部位置が歩行に及ぼす影響-インセット時・直進歩行における歩容現象-/下腿義足の前額面における足部位置が歩行に及ぼす影響-アウトセット時・直進歩行における歩容現象-
真柄 彰
Akira Magara
教授
新しい視点でのリハビリ法の開発
私は、長く整形外科とリハビリテーション医療の専門医として治療にあたり、多くの患者様の社会復帰を支援しました。その際、患者様達が回復する様子をデータとして記録し、新しい視点でのリハビリ法の開発を考えました。本ゼミでは、これらの症例を卒業研究のテーマとして、研究の基本や議論・発表の仕方を学んでいます。これまでの皆様の苦労も、これからの義肢装具士育成に貢献できれば報われるというものです。
義肢装具自立支援学科3年
本田 雄一郎
新潟県
万代高校出身
ゼミ生からひとこと
テーマを深く学ぶ
私は、ゼミの担当教員でもある真柄先生の授業で教えて頂いた、脳血管障害について大変興味を持ち、卒業論文のテーマとすることに決めました。真柄先生は整形外科のスペシャリストでもあり、過去の多くの経験談に基づく様々な知識を、分かり易く教えて頂いています。これからも一年をかけて真柄先生の指導のもと、深く学び研究していきたいと考えています。
<ゼミ生の研究テーマ>
国際生活機能分類(ICF)からみた脊髄損傷麻痺の回復-コアデータセットを用いて-/脊髄損傷者の生存期間に影響を与える因子の分析/新規発症脊髄損傷患者における褥瘡の発生状況と予防/性別が脳卒中片麻痺回復に及ぼす影響-国際生活機能分類(ICF)を用いて-/視空間失認が脳卒中片麻痺の回復に及ぼす影響-国際生活機能分類(ICF)を用いて-
坂井 一浩
Kazuhiro Sakai
准教授
専門職の素養を身につける
本ゼミでは、学生の自主性を重視しており、研究テーマは人体の科学から、障害と義肢装具や福祉機器とのマッチング、これらを使う人の生活の質の評価に至るまで幅広いです。ゼミ活動では、ただ単に研究を行うだけでなく、その過程において専門職に求められる探究心や社会人として必要な礼節・態度に至るまで、幅広く身につけて成長することが大切であると考えています。
義肢装具自立支援学科3年
齋藤 竜祐
長野県
野沢北高校出身
ゼミ生からひとこと
ゼミ全体が成長しています
私は、義肢・装具が人体に与える影響やメカニズムに興味を持ち、まだ証明されていない装具の機能を科学的に検証するため研究を進めています。坂井ゼミでは、多種多様な研究テーマをゼミ全体で協力し合いお互いに理解しながら進めていくので、様々な知識を培うことができます。また、学生一人ひとりの疑問に対して適確なアドバイスをして頂けるため、分かりやすく勉強できることも魅力です。
<ゼミ生の研究テーマ>
義肢使用者のQOL(生活の質)に関する調査研究/車いす使用者のQOLに関する研究/義肢装具士と他職種の連携に関する研究/義肢装具国際協力調査研究/簡易的な動作分析手法に関する研究
江原 義弘
Yoshihiro Ehara
教授
江原ゼミといえばVICON(バイコン)
VICON(バイコン)とは人間の動きをコンピュータに取り込む装置です。歩く際の床にかかる力や筋電位のデータも一緒に取り込みます。動きをコンピュータで処理すると、重心の動きや筋の活動が手に取るようにわかります。そうすると身体の負担なども計算できるので、義足の良し悪しや開発すべき装具のアイデア、身体活動を補助する福祉用具の優劣判定なども研究テーマとして取り上げることができます。理学療法学科の学生や大学院の院生とも連携して新しい研究にチャレンジします。
阿部 薫
Kaoru Abe
教授
靴がヒトの歩行運動に与える影響を研究
靴の装飾性や足部を保護する目的以外に、歩行運動を補助し制御する機能面に注目して、下肢運動機能解剖・足部の構造・歩行のしくみ・靴の歩行補助機能・靴の構成と設計などについて学びます。さらに使用目的に応じた靴設計や改造、機能的足底板などを製作して、設計通りに効果があるのかを科学的方法にて検証実験を行い、靴がヒトの歩行運動に与える影響を研究します。
また第2専門分野として、脳卒中片麻痺に対する下肢装具や、義肢装具の制度と歴史についても研究します。
月城 慶一
Keiichi Tsukishiro
准教授
大腿義足の構成パーツに関する研究
大腿義足は、切断者の太もも部分を収納するソケットの下に、様々なパーツが取り付けられ完成されます。中でも興味深いパーツは、膝関節の役割をする膝継手と足の役割をする足部です。近年、科学技術等の進歩により、大腿切断者やそれと同等レベルの膝関節離断者の100m男子世界記録は12秒台にまで向上しています。月城ゼミではこうした大腿義足を様々な角度から分析し、よりよい義足作りに励んでいます。