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UROP(研究プロジェクト演習)前期発表会が行われました。

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9月10日(水)本学にてUROP(研究プロジェクト演習)前期発表会が行われました。

UROPとはThe Undergraduate Research Opportunity Programの略で、教員の研究活動
へ関わる機会を学部学生に提供し、学生は自身の将来の進路や研究の対象などについて学ぶことができるという自由選択科目です。

UROPを履修する学生は、指導教員の研究を補助すると同時に、自らの立案したプロジェクトを実施します。そして、その成果について専門学会発表の形式にならい、履修期間の最後に公開で発表を行います。
今回参加した学生は19名で、11演題の発表がなされ、発表後は活発な質疑応答が行われました。
学生は研究の作法や学会発表の雰囲気などに触れることができ、その楽しさを知る良い機会となります。履修者は年々増えており、当プログラムがきっかけで、本学大学院への進学をした学生もいます。

<2014年度前期UROP(研究プロジェクト演習)発表会演題>
■中高年者を対象としたアンケート結果から見れる怪我や痛みと生活の関わり
■力のいらない介助法に関する力学的考察
■随意収縮強度が運動誘発電位とCortical Silent Period及ぼす影響
■在宅脳卒中片麻痺者と健常高齢者の座位行動における作業遂行の比較

■表面筋電図を用いた力のグレーディングと静的筋収縮持続時の筋疲労の検討
■水泳の腕の運動解析
■坂道での膝モーメント
■ランディングのバイオメカニクス
■加速度計データ処理
■ゼロからの3次元動作解析
■片脚立位の分析

<参加した学生のコメント>
■発表テーマ『力のいらない介助法に関する力学的考察』
○義肢装具自立支援学科4年 杉山久晃
2年半の期間、1つのテーマに対して研究活動を続けてきました。この経験を通して、私は見聞を広めることができたと確信しています。また、学部生でありながらこうした経験を積むことができた事を嬉しく思います。

■発表テーマ『中高年者を対象としたアンケート結果から見れる怪我や痛みと生活の関わり』
○理学療法学科2年 桑原詠理奈
膝の痛みや怪我と生活習慣との関わりを調べました。結果として当初予想していたような関連性を見ることはできなかったが、古西先生の丁寧なご指導のもと有意義な活動ができました。今後の学習に活かしていきたいと思います。

○理学療法学科2年 帆苅美咲
今回、UROPでは古西先生からの丁寧なご指導により、アンケート調査結果をもとにした統計の基本的なやり方を学びました。和気あいあいとして有意義な活動となりました。

○理学療法学科2年 南澤美晴
UROPを通して統計をちょっとかじることができました。しかし、まだ理解も浅く使いこなせるようにはなっていないのでもっと勉強したいです。今回の経験がこれから少しでも役に立てばいいなと思います。楽しかったです。

本学ではこのような機会を通して、学生が将来に向けての進路選択をする上での有意義な機会になればと考えています。

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