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【理学療法学科・運動機能医科学研究所】高林知也助手(理学療法学科、バイオメカニクスLab、運動機能医科学研究所)らの研究論文が国際誌に掲載されました!

理学療法学科の高林知也助手らの研究論文が国際誌「Journal of the American Podiatric Medical Association」に掲載されました。
以下に研究概要を記載いたします。

Authors: Takabayashi T, Edama M, Yokoyama E, Kanaya C, Inai T, Tokunaga Y, Kubo M.
Journal: Journal of the American Podiatric Medical Association
Title: Changes in kinematic coupling among the rearfoot, midfoot, and forefoot segments between running and walking

【要旨】
目的:セグメント間のkinematic couplingを理解することは障害発生メカニズムや治療戦略を考えるうえで重要である。先行研究にて、ランニングと歩行では後足部と下腿のkinematic couplingが異なることが指摘されているが、足部内で生じるkinematic couplingについては明らかになっていない。本研究はランニングと歩行における後足部、中足部、前足部間のkinematic couplingについて検証することを目的とした。

方法:対象は健常成人男性10名とし、トレッドミルでランニングと歩行を行った。Leardini foot model(Leardini et al, 2007)を使用し、カルダン角(Xyz)にて後足部、中足部、前足部の角度を算出した。相互相関関数にて運動連鎖、vector coding techniqueにてcoupling angle(どちらのセグメントがより大きく動くかの指標)を評価した。

結果:ランニングと歩行において、後足部回内と中足部背屈、後足部回外と中足部底屈の運動連鎖が生じていたが、ランニングはより強い運動連鎖を生じていた(r = 0.79)。さらに、ランニングは歩行と比較して中足部回内/回外と前足部回内/回外のcoupling angleが有意に低値を示した(ランニングは中足部が前足部と比較してより大きく動く)。

考察:後足部の過回内は過剰な下腿内旋を引き起こし、ランニング障害発生に関与するバイオメカニカルファクターであることが報告されている。本研究より、後足部回内は中足部背屈も引き起こし、足部障害発生の一因になる可能性が示唆された。

>>運動機能医科学研究所の詳細はこちら
http://www.ihmms.jp/

>>理学療法学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/

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