教員紹介

千葉 陽子写真

千葉 陽子
yoko chiba
助教

プロフィール

担当科目 健康運動心理学,コーチングの心理,スポーツ心理臨床
専門分野スポーツ心理学、スポーツ臨床心理学、スポーツカウンセリング、スポーツメンタルトレーニング
キーワードスポーツ臨床心理学、スポーツ心理学、スポーツカウンセリング、メンタルトレーニング、アスリートの攻撃性
学位・称号/取得機関/取得年博士・体育科学/筑波大学/2017
資格2021 公認心理師
2018 スポーツメンタルトレーニング指導士
過去の経歴2017-2020年 独立行政法人日本スポーツ振興センター非常勤専門職員(女性アスリートの育成・支援プロジェクトにおけるスポーツ心理の業務)
2017-2021年 法政大学経済学部、リベラルアーツセンター兼任講師
2019-2021年 法政大学スポーツ研究センター 所員
2020-2021年 独立行政法人日本スポーツ振興センター非常勤専門職員(HPSC:ハイパフォーマンススポーツセンターにおける心理サポート特別プロジェクトアシスタント業務)
2021-2024年 宮城学院女子大学学芸学部心理行動科学科助教

所属団体・学会等東北心理学会
日本臨床心理身体運動学会
日本スポーツ心理学会

外部リンク

業績等

研究領域スポーツ心理学、アスリートの攻撃性、女性アスリート
研究紹介

アスリートにおける競技場面での攻撃性について研究しています。攻撃性と聞くと、一般的にネガティブなものとして捉えられることが多いですが、心理臨床領域では、攻撃性を「生きる基盤となるエネルギー」や「創造性」として扱うこともあります。特に、コンタクトスポーツ(ラクロス、ラグビー、ホッケーなど)に従事するアスリートにとっては、攻撃性がパフォーマンス発揮の推進力として役立つことがあります。このように、攻撃性に二義性に注目しながら、攻撃性をアスリートのパフォーマンス発揮に変換するメカニズムについて解明する取り組みを行っています。これに加えて近年では、女性アスリートの摂食障害を早期発見し、介入するためのスクリーニングテストの開発を行いました。今後は、女性アスリートの女性性の獲得について研究を進めていく予定です。これらは一貫して、アスリートの競技力向上・パフォーマンス発揮に寄与する要因について、パーソナリティや発達的な視点から明らかにしようとする取り組みです。

受賞歴1. 2022 Best Poster presentation in the 2022 9th South Pacific Association of Sport Psychology(ASPASP) International Congress. AN EVIDENCE-BASED PSYCHOLOGICAL SUPPORT GUIDELINE FOR ELITE ATHLETES IN JAPAN
研究論文(英文)1. Yoko Chiba, Sayaka Nose-Ogura, Kuniko Sekiguchi, Kaori Eda, Hirose Nakamura, Takako Koshimizu, Hiroaki Yamamoto, Tatsuya Yamaguchi, Miyuki Harada, Osamu Wada-Hiraike, Yutaka Osuga Develioment of University of Tokyo's eating disorders inventory in female athletes. The Journal of Obstetrics and Gynaecology, 2023 49(4)1-13.
研究論文(和文)1. 千葉陽子・中込四郎 対戦相手からのラフプレイ(身体的攻撃・言語的攻撃・敵意)によって誘発された攻撃性の発現過程 法政大学スポーツ研究センター紀要 2018 36,56-67
2. 千葉陽子・中込四郎 コンタクトスポーツ版攻撃性投映尺度の開発の試み:女子ラクロスの攻撃場面を用いて 身体運動文化研究 2017 22(1) 27-41
3. 千葉陽子・中込四郎 スポーツ版攻撃性検査の開発 臨床心理身体運動学研究 2017 19(1) 51-66
4.
総説・解説1. 2021 千葉陽子 連載「ジュニアアスリートのを支えるアントラージュを考える」 ジュニアアスリートに特化した心理サポート 体育の科学 2021.3 71(3) 205-209
科学研究費1. 2020-2024 若手研究 アスリートの攻撃性を競技発揮に変換するMTプログラムの開発
学会等研究発表1. 千葉陽子, 栗林千聡, 浅野友之, 立谷泰久 SMT指導士におけるアスリートの心理サポートに関する『現状』と『課題』 日本スポーツ心理学会第48回大会 2021.11.28
2. 関口 邦子, 糟谷 美律, 宇津野 彩, 中村 寛江, 小清水 孝子, 千葉 陽子, 江田 香織, 山本 宏明, 山口 達也, 能瀬 さやか 女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)とSCOFFとの比較 第32回日本臨床スポーツ医学会学術集会 2021.11
3. 関口 邦子, 能瀬 さやか, 糟谷 美律, 宇津野 彩, 中村 寛江, 小清水 孝子, 千葉 陽子, 江田 香織, 原田 美由紀, 平池 修, 大須賀 穣 女性アスリート版摂食障害スクリーニングテスト(TA-EDQ)の試み 第36回日本女性医学学会学術集会 2021.11
4. 千葉陽子 アスリートの攻撃性は,パフォーマンス発揮に貢献するのか? (公社)日本心理学会 奥羽ネガティブ心理学研究会「第5回 公開研究集会」 2021.3
5. 関口邦子, 千葉陽子, 江田香織, 能瀬さやか 女性アスリートにおける摂食障害のスクリーニング項目作成の試み 第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会 2019.11
6. 江田香織, 千葉陽子 産後アスリートの競技復帰における心理的変容過程 第46回日本スポーツ心理学会 2018.11
7. 千葉陽子,中込四郎 スポーツ版攻撃性投映尺度の汎用性を目指して 第19回日本臨床心理身体運動学会大会 2016.12
8. 千葉陽子, 中込四郎 スポーツ版攻撃性投映尺度の開発 第42回日本スポーツ心理学会大会 2015.11
9. 千葉陽子, 中込四郎 スポーツ版攻撃性投映尺度の開発の試み 第14回日本臨床心理身体運動学会大会 2013.12
10. 千葉陽子 スポーツにおける攻撃性−コンタクトスポーツから考える− 第40回日本スポーツ心理学会大会 学会企画ラウンドテーブルディスカッション「暴力・体罰の心理的背景を考える」 2013.11
学会・職能団体の委員1. 2023年度ー現在 日本スポーツ心理学会 資格委員会部門員(社会連携部門に関する業務)
公開講座・講演会等1. 2023 高校生のための心理学講座 スポーツ心理学-スポーツに学ぶ緊張をほぐす方法- 講師 公益社団法人 日本心理学会
2. 2020 令和2年度県民大学前期講座 「しなやかな心をはぐくむメンタルトレーニング」 講師 城県県西生涯学習センター
TV・ラジオ出演、新聞・一般雑誌掲載等1. 2024 新聞 河北新報社 こども新聞 週刊かほピョンプレス 先生, 教えて! 子育て・教育相談コーナー 「緊張しても力を発揮するには」 2月11日
2. 2024 新聞 スポーツ報知オンライン ウェルフェアオフィサー」をもっと広めたい…杭州アジア大会で日本選手団のメンタルケア 2月9日
3. 2023 新聞 河北新報社 朝刊 杭州アジア大会、アスリートのメンタル支える 日本選手団に帯同した宮城学院女子大・千葉陽子助教 12月12日
4. 2023 新聞 河北新報社 こども新聞 週刊かほピョンプレス 先生, 教えて! 子育て・教育相談コーナー 「兄弟で習い事 すねて練習しない弟」 11月12日
5. 2023 新聞 読売新聞オンライン [杭州から次へ]<上>主力級不在でもメダル獲得、パリ本番前に貴重なリハーサル 10月10日
6. 2023 新聞 河北新報社 こども新聞 週刊かほピョンプレス 先生, 教えて! 子育て・教育相談コーナー 「サッカー習う息子への助言に悩む」 10月8日
7. 2023 新聞 毎日新聞英語版(The Mainichi) Asian Games: Expert bringing mental health care to Japan's athletes 10月7日
8. 2023 ラジオ FM76.2MHZ RADIO3 荒町小RADIO・緊張について(5年2組)
9. 2022 新聞 河北新報 コラム「カリヨンの調べ」 女性とスポーツ 2月19日

Profile

Papers1. 2023 Yoko Chiba, Sayaka Nose-Ogura, Kuniko Sekiguchi, Kaori Eda, Hirose Nakamura, Takako Koshimizu, Hiroaki Yamamoto, Tatsuya Yamaguchi, Miyuki Harada, Osamu Wada-Hiraike, Yutaka Osuga Develioment of University of Tokyo's eating disorders inventory in female athletes. The Journal of Obstetrics and Gynaecology, 2023 49(4)1-13.
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