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心理・福祉学部

Department of Social Welfare

障害があっても明るくいきいきと暮らせるように生活を支援する

内山 愛理

卒業年 :2019年3月
出身高校 :新潟県・高田北城高校
勤務先 :新潟県コロニーにいがた白岩の里
職種・職位・資格 :生活支援員

福祉施設で、重い知的障害がある方々の生活全般を支援しています。介護福祉コースで学んだ知識や技術、利用者との関わり方・寄り添い方の心構えを基に車椅子移乗やおむつ交換を行い、他職種連携の学びも各専門職との協働に役立てています。利用者の方の思いに寄り添って少しでも良い変化が訪れた時は、非常に嬉しいです。

Q&A

現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
3年次の相談援助実習で、児童相談所で様々な思いを抱えた児童に接し、「介護の仕事に限らずたくさんの領域で力になりたい」と感じたことがきっかけです。児童から高齢者、障害者まで幅広い領域の方々に関われる新潟県職員を目指すことに決めました。
仕事のやりがいは何ですか?
利用者様の思いに応えられた時や笑顔を見られた時に、とてもやりがいを感じます。言葉によるコミュニケーションが困難な方が多い分、一人ひとりの行動を細かく観察し、何を求めておられるのかを汲み取るようにしています。
これからの目標は何ですか?
新潟県職員として様々な職場を異動し、制度や分野を超えた専門性を身につけ、より良い福祉サービスを提供したいです。どのような形になるかは分かりませんが、福祉に関する仕事を通してたくさんの人の力になりたいと考えています。

医療ソーシャルワーカーとして患者様や家族に寄り添い、支援する。

相澤 亘太

卒業年 :2022年3月
出身高校 :新発田高校
勤務先 :魚沼基幹病院
職種・職位・資格 :社会福祉士 精神保健福祉士

急性期病院の地域連携部門で、入院患者様の退院支援担当として働いており、病院から次の病院や生活の場へ移行するための支援・調整を行っています。支援内容は介護保険や障害者手帳、医療助成などの必要なサービスや制度の説明や情報提供を行うなど、社会復帰に向けての支援を行っています。

Q&A

高校生にメッセージをお願いします
医療ソーシャルワーカーは、多くの不安を抱いている患者様や家族に寄り添い、支援するやりがいのある仕事です。また、病院は様々な職種とチームになって一人の患者様を支えています。自らの分野を専門的に学びながら、他分野についても学ぶことができ、本学での学びが現場で活かされています。

ケースワーカーとして対象者に寄り添う

市川 万友里

卒業年 :2019年3月
出身高校 :新潟県・新潟江南高校
勤務先 :新潟市東区役所
職種・職位・資格 :社会福祉士

私は現在、区役所で生活保護のケースワーカーとして、生活困窮者や生活保護を利用している方からの相談に応じ、必要な援助と自立・就労に向けた支援を行っています。生活課題の解決を通してその人らしい生き方を実現できるよう継続的な支援を行っています。

Q&A

現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
本学在学時に行政機関や医療機関での実習を通し、複数の課題が積み重なり世帯の課題となっているために多方面から支援をしていく重要性を肌で感じました。その中で幅広い分野の業務に携わりながら福祉を必要としている方々のニーズを知りたいと思うようになり、市民にとってより身近な存在である現職を目指しました。

仕事で大切にしていることは何ですか?
人の抱える課題は個々の人生を生きる中で積み重ねられてきたものです。日々の業務を通して制度を利用される方と向き合っていく中で、現在の課題だけではなく、その背景についても広い視野を持ち理解できるよう心がけています。

本学の学びで活かされていることは何ですか?
相談者や利用者は、経済的に困窮しているだけでなく、様々な課題を抱えていることが多いため、課題を相手と整理していくためにも幅広い知識や話しやすい環境を作っていくことが必要だと感じています。本学では現場実習や日々の講義を通じて業務に必要な技法や知識を学び・実践する機会が多くあったため、その時の経験が日々の業務を行っていく上での基盤となっています。

高校生にメッセージをお願いします。
その人らしい人生を送るためには、考えるための環境が必要ですが、何らかのきっかけで明日の心配しかできなくなる方がいます。福祉行政は制度等を通して生きていくための安心を提供できることが魅力の業務だと思います。進路はとても大変な決断ですが、本学科には最後まで共に考えてくださる面倒見の良い教員が沢山いらっしゃるので、安心して充実した大学生活を送っていただければと思います。

思いやりのある医療ソーシャルワーカーを目指して

沢田 正樹

卒業年 :2020年3月
出身高校 :新潟県・長岡商業高校
勤務先 :新潟県厚生農業協同組合連合会柏崎総合医療センター
職種・職位・資格 :社会福祉士・介護福祉士

医療ソーシャルワーカーは、病院と患者様・地域を繋ぐ仕事です。私は現在、入院・外来患者の医療費の支払いや診療に関する相談業務、社会保障制度の紹介、社会復帰に向けて関係する他職種との連絡調整などを担当しています。患者様が安心して生活を送れるよう思いやりを持って支援しています。

Q&A

現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
現在の仕事である医療ソーシャルワーカーが、医療・高齢・障害・児童と様々な分野で活躍していることを大学の講義で学びました。当初は、医療ソーシャルワーカーではなく、介護福祉士を目指して入学しましたが、講義や実習を通じて社会福祉士という仕事に興味を持ちました。特に病院での実習において、医療ソーシャルワーカーが病院や地域でどのような仕事をしているのかを指導者から学べたことは、自分の将来の目標を設定する大きなきっかけになりました。このように、大学での学びを通じて、医療ソーシャルワーカーが病院と地域とを結ぶ要であり、やりがいのある仕事であることを知り、今の仕事を目指すきっかけとなりました。

仕事で大切にしていることは何ですか?
医療ソーシャルワーカーは、患者さん・ご家族の人生・生活の重要な局面に関わる責任のある仕事です。その方の不安や課題に対して一緒に考え支えていくやりがいがあります。また入職当初から思いやりのある医療ソーシャルワーカーを目指しています。一人ひとりに合わせた言葉がけや提案が思いやりにつながると考えています。その方が抱える困っていることやその結果患者さん・ご家族から感謝の言葉をかけられたときもやりがいを感じます。介護保険や身体障害者手帳など多くの制度についてわかりやすく説明しなければならないためより制度に詳しくなることができます。

本学での学びで活かされていることは何ですか?
病院では一人の患者様をチームで支えるため、他の職種との連携が必要不可欠です。在学中、連携総合ゼミに参加し、一つの事例を多職種で考えることで、多面的に物事を考えられるようになりました。医療系総合大学である本学での学びは、今現場で活かされています。

高校生にメッセージをお願いします。
大学では興味のある分野、専門的に学んでみたい分野を中心に学べる場でもあります。多職種を目指す人たちと一緒に学べる場もあるため、より実践に近い学びもあります。社会福祉士は高齢、児童、障害など様々な分野で活躍できます。福祉が漠然としている方もたくさんいらっしゃると思いますが、まずは触れてみることが大切だと思います。皆さんが少しでも福祉に興味を持ってくれると嬉しいです。

一人ひとりに寄り添う支援を

内山 啓悟

卒業年 :2018年3月
出身高校 :新潟県・六日町高校
勤務先 :長岡市役所
職種・職位・資格 :社会福祉士・介護福祉士

私はケースワーカーとして、生活に困窮した方や生活保護を利用している方への相談援助を通して、市民が「健康で文化的な最低限度の生活」を営めるよう支援しています。日々様々な相談に応じ、一人ひとりが抱える課題の解決に向けて一緒に悩み、寄り添いながら支援をしています。

Q&A

今後の夢を教えてください。
私は、福祉分野に限らず長岡市で暮らす市民一人ひとりに寄り添い、「日本一のふるさと」と言ってもらえる街づくりに貢献していきたいと考えています。社会福祉士という専門性を活かして市民のニーズを受け止め、必要なサービスを提供できる行政職員としてキャリアを形成していきます。

その人に応じた福祉サービスを提供する

蝶名林 萌

卒業年 :2017年3月
出身高校 :新潟県・敬和学園高校
勤務先 :燕市役所 社会福祉課
職種・職位・資格 :社会福祉士・精神保健福祉士

私は現在、市役所の障がい福祉係で働いています。主に、障害のある方やそのご家族からの相談に応じ、解決方法を一緒に考えたり、適切な制度やサービスを案内したりしています。また、障害者手帳の手続きや医療費の自己負担軽減を目的とした自立支援医療などの福祉サービスも担当しています。

Q&A

現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
本学在学時に行政機関で実習をし、多くの福祉ニーズに対応できる福祉行政の仕事に憧れを抱きました。燕市では社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持つ先輩方が多く在籍していることや、相談支援体制が充実していることから、自分自身も業務を通して学び、成長できる職場であると感じ志望しました。

仕事のやりがいや大切にしていることを教えてください。
障がい福祉係には、毎日多くの方が相談や手続きに来庁されます。障害の程度や状態も一人ひとり違いがあるため、話をよくお聞きし、その方を理解するよう心がけています。この仕事を始めて1年半が経ちましたが、「あなたに話してよかった」の一言がやりがいを感じる瞬間です。

本学での学びで活かされていることは何ですか?
本学では、「相談援助演習」といった相談支援の現場で実践できる演習が多くあります。また、行政機関、病院、民間施設など、多くの現場で実習を行い、仕事での「連携の大切さ」を学びました。また、「連携教育」を通して他学科の学生とともに学んだ知識や経験は、日々の業務でも活かされています。

今後の目標を教えてください。
自分の経験不足、知識不足を実感する場面が多々あるため、まずは日々の業務に真摯に取り組み続けたいと思います。そのなかで「自分らしい、そして燕市らしい福祉支援体制」を構築し、多くの市民の方に「この地で暮らしていて良かった」と思っていただけるような地域にしていくことが目標です。

高校生にメッセージをお願いします。
福祉の仕事はきつい、つらいといったイメージを抱いてい方がいるかもしれません。しかし、私は本学での学びや現在の業務を行うなかで、人と人との繋がりを感じることのできる魅力的な仕事であることに気づきました。学生の夢の実現を全力でサポートしてくださる教職員の方々とともに「福祉」について学んでみませんか?

福祉行政職としてQOL向上支える

五十嵐 将之

卒業年 :2017年3月
出身高校 :新潟県・新潟商業高校
勤務先 :新潟市東区役所 保護課
職種・職位・資格 :社会福祉士・社会福祉主事任用資格

私は現在、区役所で生活保護のケースワーカーとして働いています。主に、生活困窮者からの相談に応じ、必要な援助を考え自立に向けた支援を行っています。必要に応じて家庭訪問を行い、生活状況や問題点などを把握し、個々の特性を踏まえた支援方法を考え、自立に向けた支援をしています。

Q&A

現在の職種を志した理由は何ですか?
私は、児童・高齢・障がい・地域福祉など様々な福祉を学ぶ中で、すべての福祉分野に対応できる仕事をしたいと思いました。その中で、社会福祉行政職に魅力を感じ、生まれ育った新潟市で市民一人ひとりのQOL(生活の質)の向上を支えたいと考え、現職を目指しました。

仕事のやりがいや魅力を教えてください。
生活保護業務は、市民の方々とより密接に関わることが多く、個々の状況を把握しながら仕事をしなくてはならないため、多くの悩みや葛藤が生まれます。しかし、様々な相談に応じる中で、私自身の助言や支援によって生活に改善が見れたり、市民の方々から感謝の言葉をいただいたりした際は大きな喜びややりがいを感じます。

本学で学んだこと、身につけたことは、現在の仕事にどのように活かされていますか?
本学では、日々の講義に加えて実習やボランティア活動など様々なことを経験できました。また、ゼミ活動では自分の興味のある分野を自ら選択し、積極的に学ぶことができました。本学で学んだ知識は、現在の業務における基礎となっています。本学で学んだことが確かな自信となり、社会人となった今の大きな基盤となっています。

今後の目標や夢、現在の仕事を通して実現したいことなどについて教えてください。
現在は、仕事を覚えることでいっぱいですが、早く仕事に慣れ新潟市の職員としての自覚と誇りを持ち、職務に全うしたいと思います。今後は本学で学んだことを活かして、児童・高齢・障がい・生活保護などの福祉分野の専門知識を深め、生まれ育った新潟市の福祉を担える「QOLサポーター」になりたいと考えています。

現在の職種・業種を目指す高校生や本学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
私自身も高校生の時は、「福祉を学びたい」という漠然な夢を描いて本学に入学しました。本学は、学生一人ひとりの「自己実現」に向けて教職員が全面バックアップで支えてくれる確かな支援体制があります。本学への入学は「福祉行政職」への大きな近道です。まだ明確な夢が無くても安心してください!夢が叶えられますよ。

「理想の自分」と「今の自分」と「過去の自分」と

清川 祐介

卒業年 :2013年3月
出身高校 :新潟県・日本文理高校
勤務先 :社会福祉法人 新潟県社会福祉協議会
職種・職位・資格 :社会福祉士

私は現在、新潟県社会福祉協議会に勤務しています。少子高齢化が進む現代社会の中で、今後ますます必要になる福祉従事者の確保を目指し、現場が求める福祉人材と従事したい方をマッチングさせ、「人を支える人材」の確保や掘り起こしなどを行っています。

Q&A

社会福祉士の将来性を教えてください。
社会福祉士は現在、様々なフィールドで活躍しています。しかし、「福祉」は、子どもからお年寄りまですべての人々に関わる分野のため、福祉専門職はまだまだ不足しているのが現状です。「暮らしやすい」「安心して過ごしていける」「誰もが健康で日常生活を送ることができる」ような社会の実現を目指して、社会福祉士は身近な相談者として今後さらに活躍していくと思います。

新潟医療福祉大学で学んだことは何ですか?
4年間の学びの中で、福祉の基礎的な知識から対人援助の方法まで、スペシャリストとして働くために必要な知識・技法を修得することができました。また、実習では、福祉専門職が活躍する幅広い領域で様々な経験を積むことができ、色々な支援方法を学ぶことができました。

クライエントの声と笑顔が励みです!

瀧川 凌平

卒業年 :2013年3月
出身高校 :新潟県・佐渡総合高校
勤務先 :社会福祉法人 愛宕福祉会 特別養護老人ホーム 新穂愛宕の園
職種・職位・資格 :社会福祉士・介護福祉士

生活相談員の業務内容はとても幅広く、入居者のQOL向上を図ることはもちろん、その家族との連絡や相談の受付、さらには数百名いらっしゃる待機者の方々の確認や新規入居へ向けての調整を行わなければなりません。主な内容としては、新規入居の契約、各種カンファレンスへの参加、ご家族や関係機関との連絡調整、そのほか、日々の電話対応や施設の苦情受付担当者としての業務があります。
私は、大学時代、「介護福祉コース」を選択しました。そのことにより実習の機会が通常より多くあり、教科書だけでは得ることのできない活きた学びを経験をすることができました。また、高齢者福祉分野の知識を深められたことは、社会福祉士国家試験合格の追い風となったと思います。
今後は、介護支援専門員の資格を取得したいと考えており、ゆくゆくは施設のすべてを任せてもらえるような人材になりたいです。そのために、まずは目の前のことを一つひとつ確実にこなして成長していきたいです。

Q&A

大学で学んだことは何ですか?
勉強面(講義や演習・実習を通じて身につけたもの)
介護福祉コースを選択したことで実習の機会が多くあり、より実践的な経験を積むことができました。また、高齢者福祉分野の知識を深められたことは、社会福祉士の国家試験合格への力となりました。4年次には「連携総合ゼミ」を履修して、自分の視野を広げることができました。現在の仕事は、多職種との連携が不可欠な仕事なので、その基礎を学べたことは非常に大きかったと感じています。
課外活動面(ボランティアやサークル活動、その他学生生活で身につけたもの)
実習だけでなくボランティア活動も、実践的な学びを得られる機会となりました。学生生活においては、他学科の人たちと交流できたことがとても有意義だったと感じています。今でも交流を持っている友人もいますし、あれほど各分野のスペシャリストが集う環境は、今後ないと思います。たくさんの出会いのきっかけが本学にはあります。
今後の目標・抱負をお聞かせください。
まずはたくさん経験を積んで、知識を蓄え技術を磨くことです。将来的には介護支援専門員の資格を取得したいと考えていますし、施設の全てを任せられるような人材になりたいです。そのためにまずは目の前のことを一つひとつ確実にこなしていきたいです。

本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
在学時から多職種連携を学べることはとても大きいと思います。国家資格合格率も高いですし、即戦力を生み出す環境が整っていると感じます。また、素晴らしい先生方のもとで、他学科の学生だけでなく他校や地域との交流の場もありますし、常に様々な交流や選択肢があることは強みだと思います。

新潟医療福祉大学を一言で表すと?
「無限大」です。
学べる内容、人との出会い、将来の選択肢…様々な可能性が無限大に広がっていると思います。

国家試験合格に向けた学科でのサポートやご自身で努力されたことなどについて、実体験などを交えて教えてください。
特別講義はもちろん、模擬試験を受ける機会を多く与えてくださったことに感謝しています。本番をイメージすることに繋がり、その後の自己学習にも活かすことができました。とにかく問題を解くことが合格への近道だと感じました。範囲がとても広いので、わかることを増やすというより、知らないことを減らすことの方が有効です。

本学の就職センターの活用方法について、その他、相談を行ってみて良かったこと、役に立ったことなどを教えてください。
就職ガイダンスでは、実際に人事を担当していた方の話を伺うことができたことが印象に残っています。また、就職試験直前に模擬面接をして評価していただいたことで、自身をもって本番に臨むことができました。

Uターン就職を希望した理由や就職活動で努力したことや苦労したこと、Uターン就職して良かったこと、その他現在の心境などについて教えてください。
「たくさん学んで資格を取り、地元に帰って即戦力として地域社会に貢献する!」ということばかり考えていたので、常に目標を持って行動することの大切さを感じています。自分の仕事が地元の人たちのためになっていると思うと、誇らしい気持ちになります。

本学入学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
福祉関係の仕事がしたい! でも、具体的に何をしたらいいかわからない…。そんな人も、新潟医療福祉大学での学びを通して発見することがあると思いますし、どんな分野に進むとしても社会福祉士の国家資格は重宝するものだと思いますので、国家資格合格率と就職率が非常に高い新潟医療福祉大学はオススメです。

社会福祉士として、利用者の利益を最優先に考え、多くの笑顔が見られるより良い施設作りを目指したい

菅野 渉

勤務先 :立川メディカルセンター 介護老人保健施設 悠遊苑
職種・職位・資格 :社会福祉士

介護老人保健施設の支援相談員として主に入退所調整に関わっています。通所リハビリテーション、短期入所療養介護、長期入所の各担当がそれぞれ調整を行っています。
その中で、私は短期入所療養介護を担当しています。主な仕事としては、新規の利用相談を受けています。各居宅介護支援事業所のケアマネジャーより相談を受け、サービス利用希望者の情報収集を行います。その後、施設内で受け入れ可否の判定会を実施し、受け入れ可能となれば面接を行います。そして、利用者とその家族の状況や意向などを再度確認するとともに、利用に際しての施設約款の説明や必要な持ち物などの確認を行います。また、病院併設型のためソーシャルワーカーから相談を受けることもあります。入院中の患者が退院後に短期入所療養介護の利用希望があるということでケアマネジャーからよりも先に相談及び情報提供を受け、退院後もしくは退院直前にケアマネジャーから相談が入った時に、すぐ利用に繋げられるようにと連携を図っています。

Q&A

仕事に対するご自身のモットーを教えてください。
実際に働いていると、利用者と施設との間に挟まれ思うような援助が出来ないこともたくさんあります。しかし、社会福祉士は常に利用者の側に立ったサービスを行う立場にありますので、利用者側に不利に働くようなことは絶対に避けなければなりません。だから、私は利用者の利益を最優先に考えることをモットーにしています。

今後の夢や目標を教えてください。
社会福祉制度はたびたび改正があるため、その都度新たな知識を身に付け、利用者に還元できるようにしたいです。また、他職種と協同して一人でも多くの利用者さんの笑顔が見られるよう、より良い施設を目指したいと思います。