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【社会連携】「シニアオープンカレッジin新潟医療福祉大学」実施報告

とよさか中高年教養大学は中高年の北区民の方を対象に11科目が開講されており、本学はこのうち「健康長寿学」を担当しています。
今年度6回目の9月「健康長寿学」は、受講者の皆様に来学していただき「シニアオープンカレッジin新潟医療福祉大学」として開講いたしました。49名の皆様が来学されました。
今回は作業療法学科の圓純一郎先生より、「生活を豊かにする福祉用具」というテーマでご講演いただきました。
病気や加齢により身体に何らかの障がいをお持ちの方の自立に役立ち、介護する方の負担を減らす役割をもつ道具を総称して福祉用具と呼んでいます。介護保険における福祉用具は、利用者が可能な限り居宅において自立した日常生活を営むことができるよう、生活機能の維持又は改善を図り、状態の悪化の防止に資するとともに、介護者の負担の軽減を図る役割を担っています。
その福祉用具について、種類や使用方法、またこれらの福祉用具の中でも身の回り動作に密着した「自助具」について、ご説明をいただきました。さらに自助具体験を通して、福祉用具について身近なモノであることもご説明いただきました。受講者の皆様は、非利き手での箸操作などお互いに楽しく体験し、また真剣に講座に参加されていました。
さらに、上記講座の他、今年度新たに開設された鍼灸健康学科の先生方による鍼灸学講座や、屋内温水プールの見学、学食体験等も行いました。受講生の皆様からは本学での体験を楽しむ様子が見られ、充実したイベントになりました。