QOLサポーターの育成

優れたQOLサポーターを育成する5つのSTEPS

本学では「優れたQOLサポーターを育成する大学」を基本理念とし、対象者のQOL向上に向けた支援を考え、それを実践することのできる人材育成を実現するために、様々な取り組みを行っています。また、「優れたQOLサポーターの育成」において求められる資質を5つの「STEPS」として定め、保健・医療・福祉・スポーツの真のプロフェッショナルを育成します。

1.連携教育の実践

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保健・医療・福祉・スポーツの6学部13学科の総合大学であるメリットを最大限に活かし、学部・学科の枠を越えて学ぶ「連携教育」を実践し、チーム医療をはじめとする「多職種間連携」について実践的に学びます。また、グローバル化に対する「国際連携」、医療サービスの効率化に向けた「地域連携」について学ぶ科目を配置し、これからの時代に必要とされる多面的な視野を持った地域医療の担い手を育成します。

2.コミュニケーション力の獲得

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優れたQOLサポーターを育成するために、ディスカッション形式で行われる少人数制のゼミや日本語教育に関する科目を配置し、専門職として必要とされる高いコミュニケーション力を獲得できるようサポートしています。チームの一員として、そして対象者の気持ちに寄り添ったサポートを実現し、対象者自身がQOLを意識して自発的行動を起こせるようなコミュニケーション力を、4年間を通して磨いていきます。

3.海外研修・国際交流の推進

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多くの学科で海外研修を実施し、毎年数多くの学生が参加しています。外国語という新たなコミュニケーションツールを獲得することで、得られる情報量も格段に増加します。また、世界の異文化に触れ世界を知ることで、自身が暮らす日本・地域の魅力や課題をあらためて認識する機会となります。世界を見て自分を知ることで、自ら課題を見つけ、主体的に判断し、行動し、より良く問題を解決できる能力を身につけます。

4.地域貢献活動と学生教育の融合

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保健・医療・福祉・スポーツの第一線で活躍する教員が数多く在籍しており、それぞれが専門性を活かした地域貢献活動を行っています。学生はそうした活動に参加することで、専門分野の基本的な知識と技術を体系的に身につけるとともに、地域の中で実践的に学ぶことができます。また、各学科での学びを活かした課外活動への参加を促し、その専門性を活用して地域社会に貢献しています。

5.大学生活の充実

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長い大学生活では、専門職としての知識・技術を「よく学ぶ」ことはもちろんですが、大学生活を通じて「よく遊ぶ」ことで、ふだんの授業や教科書では学ぶことのできない知識を数多く得ることができます。そのため本学では、クラブ・サークル活動、ボランティア活動などを積極的に支援しています。また、語学や芸術などの幅広い教養科目を通じて、真の保健・医療・福祉・スポーツのスペシャリストを育成します。