本学では、幅広い教養を身につける教養科目や高度な専門知識・技術を学ぶ専門科目に加え、多職種間連携について全学科共通で学ぶ「コアカリキュラム」を設定し、学科の枠を越えて学ぶ「連携教育」を4年間を通して実施しています。
POINT!
医療系総合大学という特色を最大限に活かし、全14学科の学生が、学科の枠を超えて「チーム医療・ケア」を実践的に学びます。教科書で「チーム医療・ケア」を学ぶだけであれば1人でもできますが、様々な専門職を目指す学生がチームとなって学ぶことができるのは、医療系総合大学ならではの特色です。
本学では、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITの総合大学である特色を最大限に活かし、学科の枠を越えて学ぶ「連携教育」を導入し、「チーム医療・ケア」を実践的に学びます。これにより、多職種間連携の現場で必要となる関連職種への理解やチームワーク技法を身につけます。
1年次
連携教育チームアプローチ入門
チーム医療・ケアの「基礎」を学ぶ。
本学の「連携教育」の入門として、チーム医療・ケアにおける各専門職の役割やその必要性について学びます。また、実際の医療現場の事例を取り上げながら、現場連携について学ぶほか、他学科の実習室見学を行うことで、他学科の学びに触れ、他職種への基礎理解も深めます。
【その他科目例】
2年次
連携教育連携基礎ゼミ
各学科の学生と連携し「チームワーク」を実感。
他学科の学生と混成でチームを形成し、保健・医療・福祉・スポーツに関連するテーマについて共同研究することを通して、関連職種への理解や将来「チームの一員」として活躍するためのチームワークスキルを身につけます。
【研究テーマ例】
3年次
連携教育保健医療福祉連携学
保健・医療・福祉の現場で行われている
「連携の実際」を学ぶ。
病院などの「医療現場」、小児や高齢者施設などの「福祉現場」、そして地域で暮らす人々を対象とした「保健・地域」のそれぞれの現場で行われる専門職の連携について、現場の声や具体的な事例、模擬カンファレンスへの参加を通じて、その実際について学びます。
【研究テーマ例】
3年次後期・4年次
連携教育連携総合ゼミ
学科の枠を越えた「専門職連携」を実践的に学ぶ。
これまで学内外で修得した専門知識・技術を総動員し、チーム医療などについて実践的に学んでいきます。ゼミでは、具体的な症例をもとに、関連する学科が混成でグループを形成し、グループワークを通じて具体的な支援策について意見交換を行い、検討結果を発表します。
【研究テーマ例】