リハビリテーション学部
Department of Acupuncture & Moxibustion 鍼灸健康学科
スポーツ領域における鍼灸治療は、ケガの治療や予防、コンディションの維持を目的に行われます。例えば、鍼に電気刺激を加える(電気鍼)治療や低反応レベルレーザー治療は、痛みを止めたり血行を促進させ、効率良く筋肉のこりをほぐして疲労回復につなげられます。私の研究は、アスリートへの効果的な治療方法を構築することとその効果機序について検討しています。今後、鍼灸がより広くスポーツ領域で活用されるよう研究を進めていきます。
「スマホ首」と呼ばれる、頭が肩より前に出る姿勢は高校生にも身近な問題です。私はこの姿勢を鍼灸で整えられるか調べています。アスリートにとって姿勢の悪さは弱点になるため、スポーツ現場でサポートできる鍼灸の可能性を研究しています。
痛みが起こるメカニズムを、組織・細胞・タンパク質・遺伝子レベルであきらかにする研究を行っています。また、鍼灸治療は痛みの緩和に有効であることが知られていますが、鎮痛などの鍼灸の分子メカニズムをあきらかにする研究も行っています。最近では、経穴(ツボ)の特異性を分子レベルで解明する研究も始めています。
ツボがどうして効くのか疑問に思い、大学ならではのヒトやマウスの細胞を使って、鍼が体にどのように働くのかを調べています。将来は、ツボの効果を正しく理解し、肩こりや腰痛などに悩む患者さんに安心感と信頼感を与えられる鍼灸師になりたいです。
新潟市北区・豊栄地区の高齢者を対象に、健康調査やフレイルチェックを行い、健康度を測定します。その上で、各高齢者に応じた鍼灸治療を行い、症状の緩和と共に日常生活動作の評価を始めとしたフレイルチェックを行って、フレイル予防の視点からの鍼灸治療の効果を明らかにします。また、こうした研究成果を新潟県内で開催される「健康フェスティバル」等で公開し、鍼灸治療の啓発活動を行います。
動植物や鉱物などの生薬を用いる漢方は、独自の理論体系を持ち、現代の医療と多くの点で異なっています。漢方が生体にもたらす影響を多角的に分析する研究を行っています。
鍼治療は腹痛などの消化器症状にも効果があります。鍼刺激が消化器に関連する神経に及ぼす影響について研究を行っています。
美しさのサポートを目的とした鍼灸施術の効果の検証、またそれに加え心身の変化に対して鍼灸施術の効果の研究、安全性についての研究を行います。例えば、“鍼施術によってお顔の外見的な効果があるのか”などのテーマとした場合、美しさの評価は 3Dスキャナ(3 次元画像解析)などを用いてお顔を数値化、自覚的な満足度などの評価、また外見的な変化以外に心身の変化はあるのか、心へのどうサポートできるのか、そういった研究に携わることにより、これから出会う患者さま、お客さまに身の評価は心拍変動・唾液アミラーゼなどの測定を行い、それらのテーマの検証をしていきます。
パーキンソン病は手足の震え、動作緩慢、歩行障害などがみられる神経の難病です。症状を客観的に評価し、鍼治療の効果を検証する研究を進めています。