作業療法学科ゼミ紹介

学生自らの「学び」の意欲を尊重し、それぞれ関心領域についてより専門的な理解を深め、卒業研究へとつなげていきます

永井ゼミ 子どもの発達を促す作業療法に関する研究

永井洋一准教授写真

永井 洋一
Yoichi Nagai
教授

平均的な子どもは、成長するにつれて様々な感覚や運動を体験します。子どもは、そのような体験を通して、身辺自立や学校の勉強、友達との付き合いを可能にします。しかし、発達に何らかの問題を抱えた子どもは、それらが困難になります。そこで本ゼミでは、子どもの発達を促す感覚・運動の体験にはどのような要素が含まれるのかを研究し、作業療法の実践に活用することを目的に活動しています。ゼミでは、子どもの遊びを観察したり、保育士と共に支援を行うなど、様々な活動を通して、子どもの遊びと感覚統合との関連性の解明を目指していきます。

菅野 朱音写真

作業療法学科4年
菅野 朱音
富山県
大門高校出身

私は、学校システムの中での作業療法士の活躍の可能性を研究するため、特別支援教育コーディネーターから見た作業療法士の認知度と活用度の変化を調査しました。その認知度と活用度の実態を知ることで、今後、作業療法士が特別支援教育のパートナーとして活躍する場を広げるきっかけになればと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 自閉症児の感覚特性に関する研究
  • 子どものお絵かきの発達に関する研究
  • 保育園児の器用さの発達に関する研究

渡邉ゼミ こころの作業療法に関する研究

渡邉 良弘准教授写真

渡邉 良弘
Yoshihiro Watanabe
准教授

こころの作業療法とは、患者様の心理、特に痛みやうつ、不安に配慮した作業療法のことです。本ゼミでは、大学で学ぶ心理学を基礎にして一緒に考えながら、こころの作業療法の研究を進めていきます。そして、身体障害を持つ人に適切に関わり、作業療法士として役に立つ研究にまとめていきます。このような人のこころに届く作業療法の研究は、大学4年間で学んだ知識や技術をまとめる研究です。さらに学生は、それぞれ実習で学んだ患者様との関わりを研究の種として、文献を調べ、より良い対処の仕方を学ぶ中で、研究論文を執筆する技術を身につけることができます。

板垣 真子写真

作業療法学科4年
草間 閑香
長野県
飯山北高校出身

私は、統合失調症の就労支援に対する作業療法士の関わりについて研究しました。精神科での実習の際に、就労を希望する患者様がいる中で、作業療法士が就労支援に関わっていることが少ないことを知りました。この研究を通して、精神障害者の方に限らず、就労を希望する患者様のサポートを行うことができる作業療法士になりたいとより強く感じました。

<ゼミの研究内容例>

  • 集中力・注意力に関する研究
  • うつ・不安の改善に関する研究
  • 作業と音楽に関する研究など

藤目ゼミ 生活と手の機能に関する研究

藤目 智博助教写真

藤目 智博
Tomohiro Fujime
助教

本ゼミでは、主に「ヒトの手の機能」に着目し、様々な観点から手の機能の解明、日常生活における手の役割、手のリハビリテーション方法の開発などを目的に様々な実験を行っています。このような実験を通して、手の外傷患者様などに対する効果的なリハビリテーション法の開発を目指しています。非常に複雑な分野であるために、思うように実験が進まないこともあります。しかし、本ゼミでは、疑問を明確にして、解決方法を工夫し、日々模索しながら自らの疑問を解き明かすことを重要視しています。複雑だからこそ面白い、それがこの分野の魅力だと思います。

羽田 喜秋写真

作業療法学科4年
羽田 喜秋
新潟県
新発田南高校出身

私は、手の機能やハンドセラピィをテーマに、「TFCC(三角繊維軟骨複合体)に対する影響」の研究を行いました。この研究を通して、上肢機能の評価、超音波画像診断装置の使用方法などについて深く学ぶことができました。本研究を活かし、卒業後は、手に障害を持つ患者様が、より豊かな生活を送れるようにサポートしていきたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 肘関節の筋機能に関する研究
  • 運動イメージと手先の器用さに関する研究
  • 作業姿勢と肩こりに関する研究

今西ゼミ 生理機能や動作に関する研究

今西里佳教授写真

今西 里佳
Rika Imanishi
教授

生活障害に関連する生理機能や動作の理解を深める

作業療法士は対象とする方々の様々な生活障害に対応し、対象者や介護者の生活の質の向上を目指し支援します。本ゼミでは、生活障害に関連する生理機能や動作の研究を行っています。ゼミでは、粘り強く物事に取り組む姿勢を大切にしながら、新たな学びや体験の楽しさを感じてもらいたいと考えています。

大山ゼミ 手外科のリハビリに関する研究

大山峰生教授写真

大山 峰生
Mineo Oyama
教授

手の仕組みの理解とハンドセラピィ手技の開発

手に重度な損傷を受けると、その機能を回復させるのに苦労します。機能回復のためにハンドセラピィ(手の外科の専門リハビリ)が必要になりますが、最近では手の外科の進歩に伴い、ますます術後早期から行われるようになりました。大山ゼミでは、電気生理学的手法を用いて、より安全で効果的なセラピィ技術を開発することを目指します。ゼミはいつも笑いが絶えず、楽しい雰囲気です。

能登ゼミ 脳の高次機能に関する研究

能登真一教授写真

能登 真一
Shinichi Noto
教授

自ら進んで取り組む姿勢が大事

本ゼミのモットーは、学生自らが抱いた興味や疑問について簡単な研究で明らかにすることです。そのため、ゼミのテーマとしては、「記憶力」や「注意力」といった人間の基本的な脳の働きに関するものが多くなっています。勉強にしてもスポーツにしても、自ら目標を持って取り組まない限り、有意義な時間を過ごすことができません。些細なことでも自ら進んで取り組む姿勢が何より大事だと考えています。

能村ゼミ 高齢者の在宅生活支援に関する研究

能村 友紀教授写真

能村 友紀
Tomonori Nomura
准教授

地域で活躍する作業療法士に!

高齢化社会の進展に伴い、現在、在宅における作業療法士の役割が期待されています。在宅で自立した生活を援助するためには、幅広い知識と多職種との協働を通じて在宅生活を拡大する技能が必要となります。本ゼミでは、高齢者の在宅生活支援に興味のある学生が集まって研究を行っています。生活障害を分析し、理解することで在宅生活を支える技術と感性を磨き、将来は地域で活躍して欲しいと考えています。

貝淵ゼミ

貝淵正人講師写真

貝淵 正人
Masato Kaifuchi
講師

日常生活活動能力と自立生活をめぐって

超高齢化社会を目前に控え、人の自立生活というものが個人および社会にとって重要になってきています。毎日の生活にかかすことのできない動作でも、それぞれ特徴があります。貝淵ゼミでは、それら普段の動作を疑問視し、いわゆる「普通」に生活するとはいったいどういうことなのかを研究しています。これにより臨床場面で自立生活へ導くことを効果的に進められると考えています。

外川ゼミ 障害者の自動車運転再開支援に関する研究

外川 佑助教写真

外川 佑
Tasuku Sotokawa
助教

患者様に自動車運転を楽しんでもらいたい

近年、生活範囲の拡大や移動手段の確立のために、作業療法士が自動車運転支援に関わる機会が増えてきています。自動車運転は新潟県のような地方都市では、欠かすことのできない重要な移動手段であり、大事な作業活動の一つです。本ゼミでは、患者様が安全に快適に運転するための環境設定や支援について調べるために、運転シミュレータや検査キットなどを使用して研究を行っています。本ゼミで学んだことが卒業後、実際の現場(臨床場面)での業務に少しでも活かされたらうれしく思います。

※学生の在籍学年は2018年度在籍時のものです。

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