作業療法学科ゼミ紹介

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※学生の在籍学年は2021年度在籍時のものです。

今西ゼミ
排尿機能・排便機能や睡眠に関する研究

今西 里佳教授写真

今西 里佳
Rika Imanishi
教授

脳血管障害や難病などを有する要介護者は排尿便の動作が難しいだけでなく、尿失禁や頻尿・夜間頻尿の問題に悩まされています。また地域在住高齢者も加齢に伴う夜間頻尿や便秘、睡眠の質の低下に悩まされています。さらに最近では、健常な若者においても、排泄や睡眠の問題を抱えていることが調査を通して明らかになってきました。本ゼミでは「どのようなことをすれば、排泄や睡眠の問題を改善できるのか」について調べ、人々が快適な日常を過ごせるよう、排尿便および睡眠に関する調査や介入研究を仲間とともに協力し合いながら行っています。

安田 菜穂写真

作業療法学科4年
安田 菜穂
秋田県
秋田西高校出身

私は「大学生における多様な性と下部尿路機能障害(排尿障害)」についての研究を行い、その関連性を把握しました。下部尿路機能障害や排便障害はQOLの障害と言われています。今後はQOLサポーターとして、老若・多様な性に対応しながら、患者様の排泄に関する困り事に寄り添える作業療法士になりたいと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 若年健常者の排尿実態に関する研究
  • 若年健常者の睡眠実態に関する研究
  • 若年健常者の過敏性腸症候群に関する研究

藤目ゼミ
手の機能に関する研究

藤目 智博助教写真

藤目 智博
Chihiro Fujime
講師

「手」は人間の体の中でも複雑な部位です。日常生活で使わない日はないと言い切れるほど活躍しており、きめ細かな動きをするために様々な機能を持っています。例えば、お箸を使う時に箸先から食べ物の硬さや形を感じ取り、指や手首の力を微調整することでスムーズに物を掴むことができるように調整しています。本ゼミでは、この複雑な手の動きや感覚を分析することで、障害を負った方に対するリハビリテーション法の開発に役立てることを目標にしています。学生が取り組むテーマ一つひとつは小さな疑問ですが、積み重ねることで毎年新しい発見を生んでいます。

三井 葉月写真

作業療法学科4年
深松 ほのか
山形県
酒田西高校出身

私はテーピングが親指の痛みによる異常な筋収縮を抑制することができるか研究しました。研究により、親指CM関節症の患者様に対して、関節症の進行を防ぐことができると考えています。将来は、患者様にとって身近な手の機能において日常生活上での不自由さを軽減し、QOLを高められる作業療法士になりたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • キネシオテーピングの効果に関する研究
  • 痛みによる筋の反応に関する研究
  • 日常生活における握りに関する研究

間宮ゼミ
認知機能や認知症の症状に関する研究

間宮 靖幸助教写真

間宮 靖幸
Yasuyuki Mamiya
助教

今、日本では認知症患者が600万人を超えたと言われています。認知症の症状は記憶や注意といった認知機能の障害ですが、具体的な認知症の症状についてはあまり知られていません。認知症の方の手助けをするには、まずその症状を深く知る必要がありますが、本ゼミではその一端を解明することをテーマに研究しています。認知症の症状は、病気が原因のものや心理的な原因から生まれるものもあり、どれも目に見えないものです。それらを測るためには、心理実験や行動学的な手法が用いられますが、目に見えなかったものを明らかにして、認知症の症状のメカニズムを解明していくことがこの分野の魅力です。

細川 写真

作業療法学科4年
細川 翔
新潟県
新潟江南高校出身

よく図書館などで学生が音楽を聴きながら勉強している姿を目にします。そこで私は、曲の歌詞が計算課題などの知的作業に与える影響について研究しました。これは、作業療法の場面で、より良い作業環境の提供に繋げることができると考えています。将来作業療法士になった際に、研究で得たことを活かしていきたいと思います。

<ゼミの研究内容例>

  • 出来事想起と感情変化との関連に関する研究
  • 視覚性注意と物体の知覚に関する研究
  • 嗅覚障害と日常生活活動(ADL)との関連に関する研究

能村ゼミ
高齢者の介護予防に関する研究

能村 友紀准教授写真

能村 友紀
Tomonori Nomura
教授

現在、認知症予防や転倒予防など高齢者の介護予防における作業療法士の期待がますます高くなっています。本ゼミでは、加齢により記憶力が低下した脳の働きを高めるプログラムの効果や転倒しないための身体機能改善・環境調整など、臨床現場ですぐに応用できそうなテーマを取り上げて研究を行っています。対象者が地域で自立した生活を送るために、作業療法士の支援として必要なのは、他の専門職を理解し協働することと、対象者自身のその人らしい生活を理解することです。研究を通じて、そのような在宅生活を支える知識と技術を学び、地域で活躍する作業療法士の育成を目指しています。

<ゼミの研究内容例>

  • 脳刺激法と記憶機能に関する研究
  • 二重課題法と運動能力に関する研究
  • 高齢者の環境調整の工夫に関する研究

大山ゼミ
手外科のリハビリに関する研究

大山峰生教授写真

大山 峰生
Mineo Oyama
教授

手に重度な損傷を受けると、その機能を回復させるのに苦労します。機能回復のためにハンドセラピィ(手の外科の専門リハビリ)が必要になりますが、最近では手の外科の進歩に伴い、ますます術後早期から行われるようになりました。大山ゼミでは、電気生理学的手法を用いて、より安全で効果的なセラピィ技術を開発することを目指します。ゼミはいつも笑いが絶えず、楽しい雰囲気です。

能登ゼミ
脳の高次機能に関する研究

能登真一教授写真

能登 真一
Shinichi Noto
教授

本ゼミのモットーは、学生自らが抱いた興味や疑問について簡単な研究で明らかにすることです。そのため、ゼミのテーマとしては、「記憶力」や「注意力」といった人間の基本的な脳の働きに関するものが多くなっています。勉強にしてもスポーツにしても、自ら目標を持って取り組まない限り、有意義な時間を過ごすことができません。些細なことでも自ら進んで取り組む姿勢が何より大事だと考えています。