診療情報管理士

病院内の診療情報を管理・分析することで、医療の現場を支える専門家。

診療情報管理士の仕事

診療情報管理士イメージ

診療情報管理士は患者さんの病状、検査記録、治療経過などが入力されたカルテ(診療録)の情報を専門的に扱い、管理を行います。担当の医師が書いた診療内容のチェックや、医師や看護師からの求めに応じて、患者様の治療記録や看護記録などをコンピュータで検索し、情報提供を行うなど、専門的な医学知識はもちろん、情報管理能力や医師や看護師らとの協調性も必要とされます。

診療情報管理士になるには

診療情報管理士認定試験に合格すると資格が与えられますが、まずは受験資格を得る必要があります。「診療情報管理士認定試験受験指定大学」である本学では、所定の単位を修得することで(病院実習を含む)、受験資格が得られます。

例年の合格率の全国平均は50%前後ですが、大学の場合、3年次に不合格となっても、4年次に再受験するチャンスがあります。しかも、本学の直近の合格率は87.5%であり(2019年度)、病院就職を希望する学生は確実に合格しています。

主な活躍の場

  • 病院、保健所・自治体などの行政機関
  • 医療関連のIT企業
  • 医療コンサルタント企業

医療のデータ化が進むなかで、病院の経営を左右する重要な役割を担っています。

高度な医療を実現するために必要な「チーム医療」において、診療録をはじめとした情報管理と、関連職種との適切な情報共有が最重要の課題となっています。今や診療情報管理士は「チーム医療」を実現する上で必要不可欠な存在です。とりわけ、ITスキルに長けた診療情報管理士は、カルテ情報をデータベース化し、医師とともに分析することで、医療の質の向上にも貢献しています。

さらに近年では、セカンドオピニオン、医療事故調査など、より質の高い診療情報の作成・管理・活用が求められており、診療情報管理士は、病院経営や病院運営を左右する重要な役割を専門的に担っています。

診療情報管理士×医療事務(医療秘書)~複数ライセンス取得で病院の中核を担う人材になる

近年、社会環境の変化や技術革新により、病院の事務職に求められるスキルが大きく変わっています。少子高齢化やビッグデータの収集を背景として、医療・情報・経営に精通し、統計学とデータ分析のスキルを活かして、病院経営と医療の質の向上に貢献できる人材が強く求められているのです。

そこで、多くの医療機関では、診療情報管理士の資格とスキル、さらには、経営に関する知識を有する人材を採用し、診療情報管理士の業務とともに、さまざまな医療事務業務を担わせることで、病院運営の中核を担う「病院総合職」としても育成するようになっています。本学では、大学での4年間の教育を通して、そうしたITスキルや経営スキルに長けた診療情報管理士を輩出しています。

診療情報管理士についてもっと詳しく見る。

医療情報管理学科公式ブログの「診療情報管理士に関する記事」をご覧ください。