医療情報管理学科ゼミ紹介

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木下ゼミ
IT・ICTの活用に関する研究

木下 直彦准教授写真

木下 直彦
Naohiko Kinoshita
准教授

現在、AI(artificial intelligence/人工知能)という言葉を様々な場面で目にするようになってきました。私たちはこれから、AIに代表される情報技術を効果的に人間生活に活用する必要があります。本ゼミでは、IT・ICT(Information and Communication Technology)を使った技術的な研究はもちろん、医療現場、災害現場のみならず、日常生活の中での情報技術の活用方法の提言やシミュレーションなどの研究も行います。最近では、ドローンにAI技術を搭載し、災害現場で活用するための研究を行っています。

櫻井 友規写真

医療情報管理学科4年
櫻井 友規
新潟県
新潟商業高校出身

私は、ドローンでの災害救助活用システムの実用化に向けて、YOLOv3という算法を用いて、ドローンで撮影した画像の物体検出精度の検証を行いました。パソコン上でのドローン操作により、人が救助に行くことが困難な場所での捜索や救助隊の負担軽減が可能となるため、本研究を通して社会に貢献していきたいと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • ドローンに関する研究
  • 地域包括ケアシステムに関する研究
  • 医療従事者のITスキルに関する研究

坂井ゼミ
子ども園通園園児保護者の子育ての満足度に関する研究

坂井 さなえ講師写真

坂井 さなえ
Sanae Sakai
講師

近年、核家族化や少子化、待機児童問題などにより、子育てを担う保護者を取り巻く社会環境が大きく変化し、子育てをしにくい状況になっています。そこで本ゼミでは、子ども園通園園児の保護者に対し、子育てに関する意識および現状に対する満足度調査を行い、子どもの出生順位と年齢が、保護者の子育てに関する満足度にどのような影響を与えるかを明確にすることを目的とした研究を行っています。ゼミ生は、自分自身の興味・関心に合わせて研究テーマを決定していますが、「出生」や「子ども」、「子育て」などをテーマに幅広く研究しています。

大久保 玲奈写真

医療情報管理学科4年
大久保 玲奈
新潟県
日本文理高校出身

近年、出生率の低下により少子化が問題となっているため、私は合計特殊出生率や出生数に関する研究を行いました。調査対象を本土と離島に分けて分析した結果、離島の方が合計特殊出生率が高く、それにはいくつかの要因が影響していることが分かりました。研究を通して得た知識を、将来に活かしていきたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 本土と離島の合計特殊出生率に関する研究
  • 診療情報管理士試験のコーディング技術のスキルアップ・プログラム開発に関する研究
  • 子ども園園児と保護者のアレルギー疾患に対する意識および実態に関する研究

伊藤ゼミ
医療と社会のインターフェースに関する研究

谷 賢太朗助教写真

伊藤 嘉高
Hirotaka Ito
講師

今日の組織人や企業人に何よりも求められているのが、「リサーチマインド」と「リサーチスキル」です。「リサーチマインド」とは、現状に満足することなく、新たな問題を発見し、それを共有・解決することで、現状を改善しようとする精神です。「リサーチスキル」とは、その際に必要な調査・分析能力を指します。本ゼミでは、様々な医療機関と連携して、高齢者の長期入院に関する研究やがん患者の就労支援に関する研究などを行っています。このように医療と社会が接する場面を対象とした研究に取り組むことで、将来の現場で求められるマインドとスキルを養います。

安齋 紗良写真

医療情報管理学科3年
安齋 紗良
福島県
喜多方高校出身

診療情報管理士には、病院経営や医療の質の向上に貢献するデータ分析が求められます。そこで私は、新潟県内の病院を対象にフィールドワークを行い、診療情報管理士のITスキルとデータ分析業務の実態を把握するとともに、それらに影響する要因を分析しています。本研究成果を、将来、自分自身の業務に活かしていきたいです。

<ゼミの研究内容例>

  • 共感型コミュニケーションと多職種連携に関する研究
  • 健康食品の摂取行動と統計リテラシーに関する研究
  • 病院再編と住民の受療行動の変容に関する研究

柴山ゼミ
医療施設の経営に関する研究

柴山 純一教授写真

柴山 純一
Junichi Shibayama
教授

近年、高齢社会の進展により、高齢者を中心に医療ニーズはますます増加します。そのような環境の中、病院経営においては“質の高いサービスを効果的・効率的に提供すること”が求められます。「それぞれの地域特性に応じた病院の役割とは何か」「医療の質を高めながら待ち時間や入院期間を短くするにはどうしたら良いか」「医師や看護師が患者さんに対応する時間を確保するための支援策」などを考えることが重要です。本ゼミでは、収入・費用という考え方のみでなく、業務の「しくみ」を学び、改善方法を検討しながら病院経営の専門職や経営感覚を持った総合職の人材育成を行います。

<ゼミの研究内容例>

  • 病院の経営診断・経営改善に関する研究
  • 地域医療ニーズの分析に関する研究
  • 病院各部門の業務運営方法の改善に関する研究

谷ゼミ
障がい者の支援機器の開発に関する研究

谷 賢太朗助教写真

谷 賢太朗
Kentarou Tani
助教

近年、障がいをもつ方への支援の輪は広がってきています。本ゼミでは、工学やコンピュータという視点から障がい者への支援に取り組んでいます。私たちの身の回りにはスマートフォンやマルチメディア機器、スマート家電などインターネットに接続された機器が多数存在しています。これら機器は非常に便利で今までにない新たな支援を提供できる可能性を秘めている一方で、障がいをもつ方にとって十分に活用できないのが実態です。そこで本ゼミでは、障がいによる機器の使いにくさの解消法、QOL(生活の質)向上に向けた支援機器の開発について考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 視覚障がい者向けのゲームに関する研究
  • 視覚障がい者向けの救急救命支援アプリに関する研究
  • 社会現象を模擬したコンピュータシミュレーションに関する研究

石上ゼミ
メタボ健診質問項目の特徴に関する研究

石上 和男教授写真

石上 和男
Kazuo Ishigami
教授

メタボリック症候群は、糖尿病や高血圧症など様々な生活習慣病をもたらすと言われています。メタボ健診とは、生活習慣病の早期発見・予防を目的とする内臓脂肪型肥満に着目した健診で、2008年度から全国一斉に行われています。本ゼミでは、メタボ“あり”の人は“なし”の人に比べて生活習慣のどこが異なるのかを質問項目ごとに比較すると共に、離島と高齢化・過疎化が最も進んだ町の間でも比較検討しました。今後は、新潟県の全30市町村のデータの比較をすることも検討しています。また、将来的には、年度ごとの経年変化を比較検討していくことを考えています。

瀧口ゼミ
各種医療情報の地域集積性に関する研究

瀧口 徹教授写真

瀧口 徹
Toru Takiguchi
教授

「地域集積性」とは、情報分析に地理情報を重ねる特殊な統計手法です。例えば、心臓疾患による死亡と大気汚染との関連性の研究は通常の研究では不可能です。これを米国では、人工衛星の特殊センサーにより微細な塵を定量化し、市区町村ごとの心臓疾患死亡者率を統合して地理学的な重なりから因果関係を証明しています。また、日本でも地域の産業形態を示す第1~3次産業比率は関東においてそれぞれ地域的な集合度に特徴があります。本ゼミでは、その産業特性と疾患や病院の分布などとの関連を分析する学問である地域集積性に関する研究を行っています。

寺島ゼミ
医療情報を用いた生体力学に関する研究 

寺島 和浩准教授写真

寺島 和浩
Kazuhiro Terajima
准教授

医療で扱う情報は様々な種類がありますが、CTスキャン画像データ、X線画像データなどのデータを処理して、3次元モデルを作成したり、関節運動データとの関連性を調べたりしようと考えています。私の専門はもともと、生体力学(バイオメカニクス)という分野です。この分野は、生体(人体など)に力学を応用しながら、様々な知見を解明していく分野です。この分野で、先に述べた、各種画像データ、関節運動データなどの情報処理技術を使った研究を行っていきたいと考えています。

近藤ゼミ
数学やコンピュータに関する研究

近藤 正紀助教写真

近藤 正紀
Masanori Kondo
助教

本ゼミは、数学とコンピュータを中心とした様々な現象を研究しています。研究内容は、「コンピュータは何故動くのか」「インターネットで自分の情報を守るにはどうしたら良いのか」「試験における問題を良問/悪問で点数化するには」など様々であり、その一見無関係に見えるものを繋ぐものが“数学”と“コンピュータ”です。ゼミ生はそれぞれ、自分の興味・関心のある事柄について積極的に研究しており、「分かることが増えたら、逆に分からないことも増えた。でもやっぱり研究は楽しい!」とよく言います。楽しくなかったら研究ではありません!!

東條ゼミ
臨床医学、関節リウマチ、骨折・変性疾患・関節外科学

東條 猛教授写真

東條 猛
Takeshi Toujo
教授

病気やケガの方、障害を持った方を診察し治療を行う病院は、患者様が安心して有効・安全な医療を受け、社会復帰をするところです。そこには医師を始めとして看護師、リハビリ担当職員、メディカルクラーク、社会福祉士など様々な専門職の方々が連携してチーム医療を行っています。従って、専門職間ではコミュニケーションが非常に大切です。本ゼミでは、現場に即した体験を積み、たくましいQOLサポーターに育っていただくよう取り組んでいます。

井上ゼミ
医療情報システムの用いかたと活かしかた

井上 弘樹准教授写真

井上 弘樹
Hiroki Inoue
准教授

今日、病院情報システム/電子カルテを導入する医療機関は増加の一途をたどっています。機械を用いることで人間の負担を減らし、空いた時間を有益に使うことができるようになるからですが、人間が行う、高度で複雑な医療業務の全てを自動的になぞるのは、機械にとってはまだ苦手であり、機械の得意不得意を人間が理解して、上手く使うことがとても大事です。また、電子システムに蓄えられた医療情報は共有された経験として生かされることができますが、医療の質の向上に役立てるには適切に取り出して解析することが必須になります。機械をいかに上手く使っていくか、さらに蓄えられた情報をどのように活用していくかを主要なテーマとしています。

※学生の在籍学年は2019年度在籍時のものです。