視機能科学科ゼミ紹介

学生自らの「学び」の意欲を尊重し、それぞれ関心領域についてより専門的な理解を深め、卒業研究へとつなげていきます

前田ゼミ 瞳孔による視機能の客観評価に関する研究

前田 史篤教授写真

前田 史篤
Fumiatsu Maeda
教授

黒目(瞳孔)の大きさは眼の中に入る光の量に応じて変化し、明るいところでは小さく、暗いところでは大きくなります。その反応を利用して、光の量をコントロールしながら瞳孔の動きを詳しく分析することで、眼が正常に機能しているか判定することができます。「眼は口ほどにものを言う」と言いますが、この技術を検査に応用できれば、将来的には瞳孔を検査するだけで病気の有無を調べることができるようになるかもしれません。本ゼミでは、ドイツや国内の大学と共同研究を進めながら、眼の病気の早期発見ができるような機器の開発を目指しています。

塚原 嘉之佑

視機能科学科3年
塚原 嘉之佑
富山県
富山いずみ高校出身

本ゼミでは、学生時代しかできない研究をテーマに、本学学生に視覚健康診査を実施し、その結果をもとに眼の形態や機能を分析する研究を行っています。研究では、数百人単位で視覚健康診査を行ったため、検査技術が向上し、視機能についてより深く理解することができたと感じました。

<ゼミの研究内容例>

  • 大学生の視覚健康診査に関する研究
  • 他覚的な視機能検査の開発に関する研究
  • バーチャルリアリティ視聴時の視機能に関する研究

石井ゼミ 幼児の視覚発達に関する研究

石井雅子教授写真

石井 雅子
Masako Ishii
教授

視覚の感受性期にある子どもたちの携帯型ゲーム機などの長時間の使用とその依存による視覚機能への影響が社会的問題となっています。そこで、本ゼミでは、3歳児健診や保育園健診に参加し、幼児の眼科健診を実践しています。健診の結果から、視力検査の重要性についての啓発運動や幼児期の視覚機能の管理を徹底させる方策を考えることを目標としています。ゼミ活動では、視覚障害特別支援学校(盲学校)幼稚部との交流や地域の子育て支援活動にも参加し、視能訓練士に求められる資質の向上を目指します。「よく学び、よく遊び」をモットーに研究の楽しさを実感してもらえればと考えています。

本間 かおり

視機能科学科3年
本間 かおり
新潟県
新潟中央高校出身

私は、幼児の視覚発達に関する研究を行っています。スマートフォンの使用の低年齢化により、IT機器が子どもの眼に与える影響が社会的に問題となっており、幼児期の眼の健康管理への社会的ニーズが高まっています。研究を通して、子どもの眼の健康を守る視能訓練士としての知識・技術を身につけたいと思っています。

<ゼミの研究内容例>

  • 視覚障害・発達障害児の学習支援に関する研究
  • スポーツビジョンに関する研究
  • 視覚補助具の有効性に関する研究

村田ゼミ 視線解析装置による黙読評価に関する研究

村田憲章講師写真

村田 憲章
Noriaki Murata
講師

本ゼミでは、視線解析装置(アイトラッカー)を用いた読書評価を行っています。アイトラッカーは、眼表面の光の反射を捉えることで被験者の視線を記録することができます。この機器を用いて読書時の視線を解析すると、視線の停留(文字の認識)と衝動性眼球運動(=視線移動)が繰り返される跳躍運動を観察することができます。つまり、アイトラッカーを使用すると、黙読時の視線運びや読書にかかる時間を客観的に評価することが可能となります。さらに現在、文字や背景の色などを変えて、様々な条件下での読書パフォーマンスについての研究を進めています。

高山 絢圭

視機能科学科4年
高山 絢圭
新潟県
新潟江南高校出身

日常生活における読書は、情報収集のための重要な役割を持ちます。そこで私は、視覚障害の個々のケースに合わせたより良い読書方法の提供を目的に、視線解析装置を用いて読書時における視線運動を測定し、解析する研究を行っています。研究を通して、快適な読書によってQOL(生活の質)の向上に貢献できればと考えています。

<ゼミの研究内容例>

  • 眼底の画像解析に関する研究
  • 近視眼の網膜の形態変化に関する研究
  • 角膜移植患者様のQOLに関する研究

阿部ゼミ 「3D映像」視聴が視機能に及ぼす影響に関する研究

阿部春樹教授写真

阿部 春樹
Haruki Abe
教授

最先端映像技術を科学する

「3D映像」を視聴する装置が開発され、今後「3D映像」や「Virtual Reality映像」を視聴する機会がますます増えることが予想されます。 本ゼミでは、3D映像の視聴が視機能に及ぼす様々な影響を検討することを目的に研究を行っています。さらに、「3D映像」を安全に視聴するには、どのような点に注意すべきかを明らかにすることを目的とし ています。本学科で所有するHead Mount Display、瞳孔計測器、調節微動解析装置、その他の各種の視機能の計測機器を用いて本研究を進めていきたいと考えています。

※学生の在籍学年は2017年度在籍時のものです。

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